おはようございます、Rinです。
介護の仕事を始めて、気が付けばもうすぐ30年になります。
訪問入浴から始まり、訪問介護、デイサービス、そして現在はケアマネジャー。
先日、横浜市で訪問中のケアマネジャーが利用者とみられる方に刺されたというニュースを見ました。
その後、職場でも話題になりました。
「怖いね」
もちろんそうなのですが、実は多くの職員が思ったのは別のことでした。
「他人事じゃないよね…」ということです。
私自身、この仕事をしてきた中で、暴言や暴力を受けた経験があります。
顔に唾を吐かれたこと。
介助中に指を思い切り反対方向へ持っていかれたこと。
着替えの介助中に頭を叩かれたこと。
セクハラ発言や体を触られたこともありました。

今ではとても書けないような言葉を浴びせられたこともあります。
布団を敷く位置が数センチ違っただけで、1時間近く怒鳴られ続けたこともありました。
でも不思議なもので、その時は
「認知症だから仕方ない」
「病気の影響だから」
そんなふうに思いながら対応していました。
介護職あるあるかもしれませんね。
利用者さんを優先して、自分のことは後回し。
でも最近は少し考え方が変わってきました。
介護職も一人の人間です。
利用者さんを支えることは大切ですが、危険な状況まで我慢する必要はありません。
実際、私たちの職場でも安全対策を見直しました。
暴言や暴力があり、なおかつ動ける方への訪問は複数人で対応することがあります。
誰がどこに訪問しているかも常に共有しています。
さらに訪問時には、スマホのアラームをあえて鳴らすこともあります。
「会社からの確認です」そんな会話を自然にすることで、「ここに訪問していることは会社も把握していますよ」ということをさりげなく伝えるためです。
ここまで書くと、「そんな利用者さんばかりなの?」と思われるかもしれません。
それは違います。
ほとんどの利用者さんやご家族は本当に良い方ばかりです。
むしろ感謝の言葉をいただくことの方がずっと多いです。
ただ、ごく一部の暴言や暴力が、働く人を傷つけてしまうのも事実です。
最近はヘルパーさんが見つからず、サービスの調整に苦労することも増えました。
ケアマネジャーも不足しています。
在宅生活を支えるサービスはどこも人材確保に苦戦しています。
私は仕事柄、多くの高齢者やご家族と関わりますが、「住み慣れた自宅で暮らしたい」という希望を持つ方は本当に多いです。
私もできる限り、そのお手伝いをしたいと思っています。
だからこそ思うのです。
在宅生活を支えているのは制度だけではありません。
実際に利用者さんのお宅へ伺うヘルパーさん。
看護師さん。
ケアマネジャー。
デイサービスの職員さん。
たくさんの人がいて初めて成り立っています。
その人たちが安心して働ける環境がなければ、在宅介護そのものが続かなくなってしまいます。
私もいずれは介護を受ける側になります。
その時に、「人手が足りなくてサービスが受けられません」
そんな時代にはなってほしくありません。
介護職を守ることは、利用者さんを守ることでもあります。
今回のニュースを見ながら、改めてそんなことを考えました。
介護はまだ先の話と思っていても、案外あっという間にやってきます。
親の介護、自分自身の介護。
いつか誰もが関わることだからこそ、介護の現場で今何が起きているのか、少しだけ知っていただけたらうれしいです。
それでは~また。
ポストの補修記事をショート動画にしました♪









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