おはようございます、Rinです。
もうすぐ60歳。
数え年では還暦ですが、誕生日はもう少し先です。
若い頃の私に言ったら、きっと驚くでしょうね。
「えっ、もう60歳になるの?」って(笑)。
昔の私が思い描いていた60歳は、もっと落ち着いていて、何でも知っていて、人生を悟ったような人でした。
でも、いざその年齢を目の前にすると…そんなに変わっていません(笑)。
相変わらず忘れ物もするし、夫とくだらないことで笑っているし、孫と遊ぶときは本気です。
ただ一つ違うのは、「頑張り方」。
それが、この10年でずいぶん変わりました。
「60歳になるのが怖い」と思っていた頃

実は50歳になる頃、私は少し焦っていました。
「あと10年で60歳か…。」
その頃は、60歳という数字だけを見て、「もう人生の後半戦なんだな」と少し寂しい気持ちもありました。
でも、その10年間は思っていた以上に濃い時間でした。
人と比べることをやめました。
暮らしを見直しました。
モノを減らしました。
「いつか使うかも」を手放したら、家だけじゃなく気持ちまで軽くなりました。
身軽になると、不思議なもので行動まで軽くなるんです。
「ちょっと行ってみよう。」
「やってみよう。」
そんなふうに思えることが増えました。
私はよく「整理収納をすると人生が変わりますか?」と聞かれることがあります。
そのたびに思うんです。
人生を変えたのは、モノを減らしたことではなく、「何を大切にするか」を選べるようになったことだったんじゃないかな、と。
40代より、今のほうが元気です

もちろん、年齢を重ねたことを感じる場面はあります。
膝は痛くなるし、疲れも翌日に残ります。
「あぁ、若い頃とは違うな」と思うことも増えました。
でも、体全体で考えると、実は今のほうが元気なんです。
40代の私は、婦人科系の不調に長く悩まされていました。
「いつになったら楽になるんだろう。」
そんなことを何度思ったかわかりません。
でも、私の場合は閉経を迎えてから、その不調が少しずつ落ち着いてきました。
もちろん、これは私自身の体験です。
人によって感じ方は違うと思います。
それでも私は、「年齢を重ねる=悪いことばかりではない」と実感しています。
若さには若さの良さがある。
でも、今の私には今の心地よさがあります。
だから、「60歳になるのも悪くないな」と思えるようになりました。
50代は、家だけじゃなく、自分も整えた10年間

50代は、私にとって「整える10年間」でした。
でも、今思うのは、本当に整えたかったのは家ではなかったのかもしれません。
整えたかったのは、自分の考え方。
「ちゃんとしなきゃ。」
「私がやらなきゃ。」
「人に迷惑をかけちゃいけない。」
そんな思い込みを、一つずつ手放してきた10年間でした。
だから今、60歳を目の前にしても、不安より楽しみのほうが少し大きいんです。
これからは、「頑張る人生」より、「心地よく暮らす人生」を選びたい。
そんな私が大切にしている5つのことがあります。
「100点」を卒業する

昔の私は、「ちゃんと」が大好きでした。
というより、「ちゃんとしなきゃ病」だったんでしょうね(笑)。
掃除も。
料理も。
仕事も。
「あれもやらなきゃ。」
「これも終わらせなきゃ。」
頭の中は、一日中”やることリスト”でいっぱいでした。
でも、ある日ふと思ったんです。
100点を目指して頑張っても、誰も表彰状なんてくれないなって(笑)。
それどころか、一番疲れているのは私でした。
だから最近は80点。
……いや、70点の日もあります(笑)。
それでも家族は普通に暮らしています。
床に少しくらいホコリがあっても、誰も困りません。
それより、笑って「おはよう」と言えるほうが、ずっと大事。
60代は、100点を目指すより、ご機嫌でいることを選びたい。
そう思っています。
ご機嫌の主導権は、自分が持つ

若い頃は、人の目が気になりました。
「あんなふうに思われたかな。」
「ちゃんとしている人に見えているかな。」
「嫌われていないかな。」
今思えば、ずいぶん他人に自分の機嫌を預けていたんですね。
でも、人の気持ちは変えられません。
だったら、自分のご機嫌くらい、自分で取ろう。
そう思うようになりました。
最近の私は、コーヒー一杯で機嫌が直ります(笑)。

お気に入りのカップで飲むだけでも幸せ。
山の景色を思い出すだけでも幸せ。
孫の写真を見るだけでも笑顔になります。
案外、幸せって大きなことじゃないんですよね。
自分がご機嫌でいると、夫も笑っている。
家の空気までやわらかくなる。
だから私は、自分のご機嫌を大切にすることは、家族へのプレゼントでもあると思っています。
「昔から」を、一度疑ってみる

「妻だから。」
「母親だから。」
「年上だから。」
「昔からそうしてきたから。」
昔の私は、そんな言葉に縛られていました。
それが当たり前だと思っていたんです。
でも、よく考えると、その「当たり前」って、誰が決めたんでしょう。
家事は妻がやるもの?
母親は我慢するもの?
年上は何でもできなきゃいけない?
本当にそうでしょうか。
私は50代になってから、その「当たり前」を一つずつ見直しました。
家事は夫と分担すればいい。
疲れた日は、お惣菜でもいい。
行きたくない集まりは、無理に行かなくてもいい。
そうやって、「昔から」を少しずつ手放したら、驚くほど心が軽くなりました。
60歳を前にした今、一番思うのは、
昔の私が決めたルールで、今の私を縛らなくてもいい。
ということです。
年齢を重ねたからこそ、自分に合ったルールに書き換えていい。
私はそう思っています。
助けてもらう力を持つ

これは、私が一番時間をかけて身につけたことかもしれません。
若い頃の私は、とにかく甘えるのが苦手でした。
「誰かに頼るくらいなら、自分でやったほうが早い。」
本気でそう思っていたんです。
夫に対しても同じでした。
説明するくらいなら自分でやる。
教えるくらいなら自分でやる。
そのほうが早いですからね(笑)。
そのくせ、「なんで何もやってくれないの?」と、一人で不機嫌になるという、なんとも面倒くさい性格でした(笑)。
仕事でも同じです。
「私がやるべき。」
「妻だから。」
「母親だから。」
「この仕事の責任者だから。」
そんな肩書きを、自分でどんどん背負っていました。
今振り返ると、誰かに押し付けられたわけではなく、自分で勝手に背負っていたものも多かった気がします。
でも、それで一番苦しくなっていたのは、私自身でした。
体も心も、いつもどこかに力が入っていたんですね。
そんな私が変わるきっかけになったのは、ぎっくり腰や膝を痛めたことでした。
「もう無理。」
そう思って、夫にお願いするしかなくなったんです。
最初は、お互い手探りでした。
洗濯物の干し方も違う。
食器のしまう場所も違う。
「そうじゃないんだけどなぁ…。」
と思うことも、もちろんありました(笑)。
でも、そこで私がやり直してしまったら、また元に戻ってしまいます。
だからグッと我慢。
少しずつ伝えて、少しずつ覚えてもらいました。
すると、不器用な夫も、ちゃんとできるようになったんです。
そして、ある日思いました。
「あれ?夫って、食べるだけの人じゃなかったんだ(笑)」
もっと早くお願いすればよかった。
もっと早く任せればよかった。
そう思いました。
家事を分担するようになって、一番変わったのは、家事の量ではありません。
私の気持ちでした。
「ありがとう。」
この言葉を言う回数が、ずいぶん増えたんです。
やってもらうと、感謝が生まれる。
感謝が増えると、夫婦げんかも減る。
本当に不思議です。
家族はチーム。
仕事もチーム。
全部を一人で抱え込まなくても、ちゃんと回っていくんですよね。
むしろ、一人で頑張りすぎると、周りも「手伝っていいのかな?」と遠慮してしまうこともあります。
「お願い。」
その一言は、甘えではなく信頼なんだと思うようになりました。
これから70代、80代へと年齢を重ねれば、一人でできることは少しずつ減っていくかもしれません。
だからこそ今のうちから、「助けてもらう力」を身につけておくことも、大切な準備なのだと思っています。
※夫婦で家事を分担するようになったきっかけや、その後の変化については、こちらの記事でも詳しく書いています。
自分を置き去りにしない

若い頃の私は、いつも自分が最後でした。
夫が先。
子どもが先。
仕事が先。
家事が先。
「私は、全部終わってから。」
それが当たり前だと思っていました。
でも、その”全部終わってから”は、いつまで待ってもやってきません。
だから今は、考え方を変えました。
暇ができたら楽しむ。
ではなく、
楽しむ時間を、先につくる。
山へ行く日。
旅行へ行く日。
友人とランチをする日。
カフェでのんびりする日。
ブログを書くために、ゆっくり考える時間。
それを先に予定へ入れてしまうんです。
すると、その日を楽しみに仕事も頑張れる。
「時間が余ったら」ではなく、「この時間だけは自分のために使う」と決める。
たったそれだけで、毎日がずいぶん変わりました。
自分を大切にすることは、自分勝手になることではありません。
自分が満たされるからこそ、人にも優しくなれる。
家族にも笑顔で接することができる。
だから私は、これからも自分を置き去りにしない生き方を続けていきたいと思っています。
おわりに
60歳は、何かを諦める年齢ではないと思っています。
むしろ、これまで頑張ってきた自分に、「もう少し肩の力を抜いてもいいよ。」
そう声をかけてあげられる年齢なのかもしれません。
100点を卒業する。
ご機嫌の主導権は、自分が持つ。
「昔から」を、一度疑ってみる。
助けてもらう力を持つ。
自分を置き去りにしない。
この5つを意識するだけで、これからの人生はもっと軽やかに、もっと心地よくなる気がしています。
50代で少しずつ整えてきた暮らしや考え方を土台にして、これからはもっと自分らしく、もっと心地よく生きていくスタートライン。
そんな気がしています。
さて、あなたなら、この5つの中で、今日から一つだけ始めるとしたら、どれを選びますか?
あるいは、「私はこんなことを手放したらラクになったよ。」
そんなことがあれば、ぜひコメントで教えてください。
あなたの答えが、誰かの背中をそっと押してくれるかもしれません。
それでは~また。








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