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私の人生を大きく変えた友が亡くなりました


シンプルライフ実践中のRinです♬

友との別れ

少し前に私の人生を大きく変えた大切な友人が亡くなりました。

一昨年に体調が悪くなり受診したら膵臓癌の末期で余命3ヶ月の宣告を受けました。

彼女は、私が介護の世界に入るきっかけを作ってくれた人です。
体が大きくて体力があった私に「介護の仕事に向いていると思うよ!一緒に仕事しない?」と誘われて、同じ職場で働くことになりました。

その当時、彼女は介護事業所の看護師として働いていたんです。

介護保険がスタートする数年前の話です。

介護の仕事にやり甲斐を見出し、介護福祉士やケアマネジャーの資格を取り現在まで介護に関わる仕事が出来るのも彼女のお陰です。

そして、前夫と離婚した時には「栄養つけないとね」と言いながら、大量の食材(特に牛肉)を届けてくれました。

きっと、食費をケチって暮らしているだろうと勘付いていたんですよね、
本当にありがたかった。

そして、今の夫との出会いの場をセッティングしてくれたのも彼女でした。
まさか、あの時は再婚するなんて思ってもみませんでした。

その背中を押してくれたのも彼女です。

「バツ1もバツ2も大して変わらない!失敗したらまた戻ってくれば良いのよ!」と言われたのを昨日の事のように思い出されます。

一生の仕事と結婚という人生の大きなターニングポイントで良い方へと導いてくれました。

余命宣告から1年以上生きて最後の時間を子供達や孫達と旅行に行ったり美味しい物を食べたりして過ごせたようです。

「夏までは生きないと思って夏服は全部断捨離しちゃった!夏服買わなくちゃ。」と話していた彼女の笑顔が忘られないです。
周りをいつも笑顔にさせてくれるチャーミングな女性でした。

最後まで自宅で過ごしたいと言う彼女の願いを家族も受け入れ、最後は家族に見守られ息を引き取りました。

寝込んだのも本当に最後の1週間程でした。
亡くなってから日記を見せてもらったら、看護師の彼女らしく日々の体の状況が細かく書かれていました。

そして、最後には残された人達への感謝の言葉が・・・。

医療従事者であるため、自分が今どんな状況でこれからどうなるかは十分、分かっていたと思います。
どんなに怖かったか、どんなに辛かったか、
でも眠るように横たわる彼女からはそんな苦痛の表情は全く見られませんでした。

自宅に友人達とお線香をあげに行った時に、ここにいるよと言わんばかりにいつも身につけていたネックレスが揺れていました。
エアコンの風もなく、窓も開いていなかったんですがね。

きっと自由な体になってあちらこちらふわふわと旅でもしているかな?

私はまだまだそちらには行けないけれど、ゆっくり待っててね。
そう棺に呟きました。

夫との再婚物語はこちらです。

去年は分かれた夫も天国へ行きました。

アルツハイマー型認知症で胆管がんだった父親は3年前に亡くなりました。

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