ミニマリストにはなれないけれど、モノを極力増やさないシンプルな生活を心がけています。
お片付け・断捨離・インテリア等を中心に日々の生活を綴っています。
シンプルライフを実践している人たちのブログでも良く目にする、「優雅な暮らしにおカネは要らない」を読んでみました。
優雅な暮らしにおカネは要らない
幸せに暮らすためには、お金ではなく、自分自身がどのように暮らしたら幸せなのか?そのような思いを解くヒントになる本だと思います。
ドイツで出版されベストセラーになった本で、著者はドイツの没落貴族の末裔です。
会社(新聞社)をリストラされたのをきっかけに、自分の生活を見直して「お金がないほうがむしろすっきりとあか抜けた暮らしができる」と気付いたそうです。
こんな考え方もあるんだなと思いました。
お金がなくてもシンプルで優雅な生活をおくることができたというエッセイであり、こうすれば良いというノウハウ本ではありませんのでご注意ください。
1 職業は生きがいにならない
2 ウチほどいいところはない
3 外食なんて時代遅れ
4 車なんて要らない
5 休みが取れても旅行するな!
6 お金を使わないファッション
7 フィットネスは無料で!
8 「文化」で窒息しそう
9 子どもを消費バカに育てない方法
10 ショッピングの極意
没落貴族の「清貧のススメ」には、批判的な意見も多いようです。
書かれている内容は、100%受け入れられるものではありませんが、頷ける点も多かったので、読んで良かったと思います。
思った事
自分自身が幸せと思ってきたことの多くは、人に対する優越感を味わう事と勘違いしているなと思いました。
・他人が持っていない高級車を持っている
・他人より多く旅行に行ける
・他人よりブランド物をたくさん持っている
・大きな家に住んでいる
このような事ができる事が、幸せだと言い切る人は少ないとおもいますが・・・
知らず知らずに、そう感じてしまっていることがあるかもしれません。
購買意欲を煽る為に広告は消費者をその気にさせ、その気になって物を買っても満足感はなく、ただ物が増えるばかりで、シンプルな生活には程遠い。
そろそろ「消費」とどう向き合うかを考える時だなと思いました。
生き方って、考え方次第なんだな~と思わせてくれる一冊です。
今日は、台風の影響で雨の地域も多いです。
こんな日は、ゆっくり読者タイムを楽しむのもありですね~
私は、仕事ですが(笑)
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