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遠くても他人ごとじゃない!噴火に備える暮らしの工夫とは?

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防災対策:噴火に備える、今できること

おはようございます、Rinです。

災害は、いつ・どこで・どんな形で起こるか分かりませんよね。
自宅にいるとき?それとも職場?はたまた旅行先かもしれません。

どんな状況でも、慌てずに行動できるように「備え」と「家族との共有」が欠かせません。

防災対策記事3日目は、「火山の噴火に備えるために、私たちにできること」をテーマに、我が家の噴火対策をご紹介したいと思います。

災害対策を見直そう

これまで、さまざまな防災対策を紹介してきました。
過去の記事はこちらです。

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火山噴火が起こるとどうなる?

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私の住む千葉県には活火山はありません。
でも、遠く離れた富士山の噴火でも、影響は大きいとされています。

2022年3月、千葉県は「富士山噴火に伴う降灰対策の指針」を初めて策定しました。
富士山等の噴火に伴う降灰対策に関する対応指針

そのシミュレーションによると、千葉県でも4〜8cmの降灰が予想され、影響は次のとおり。

  • 鉄道・空港・港などの交通機関の停止
  • 停電・断水などのライフライン停止
  • 精密機器の故障(火山灰が原因)
  • 呼吸器系など健康被害
  • 農作物の被害や漁業への影響

「うちは遠いから大丈夫」とは言い切れない時代なんですね。
富士山ハザードマップ(降灰)

噴火に備えて我が家がやっていること

我が家では、娘も交えて何度か災害対策について話し合ってきました。
もちろん、その中には富士山の噴火を想定した対策も・・・。

地震や台風と違い、「富士山は噴火しない」と思われがちですが、過去の記録を見ると周期的に活動しています。

平成3年(1991年)の雲仙普賢岳、平成26年(2014年)の御嶽山の噴火では多くの犠牲者が出ており、その衝撃は今でも忘れられません。

備えは無駄じゃない。備えておけば、安心して普段どおりの暮らしができると思うんです。

まず確認しておきたいのは以下の2つ。

火山灰から「身を守る」準備

火山灰って、灰といっても細かくて鋭いガラス片のようなもの。
目に入れば結膜炎、肌に触れれば皮膚炎。呼吸器への影響も心配です。

だからこそ目・呼吸・肌」を守ることがとても大切。

避難する時は夏場でも長袖長ズボンで肌を露出させない工夫が必要です。

レインコートのようなツルツルした素材を着ると灰を払いやすくて良いですね。

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火山灰から家を守るためにできること

  • 長袖・長ズボン(特にレインコートのようなツルツル素材がおすすめ)
  • 折りたたみ式ヘルメット(コンパクトで収納しやすい)
  • ゴーグル(メガネの上からも使えるもの)
  • N95マスク(子供用・大人用両方)

頭を守るヘルメット!
我が家ではスペースを取らない折り畳みタイプを用意しています。(無印良品)

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そして目を守るためにゴーグル。

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私達夫婦は視力が悪く眼鏡を使っています。
そこで眼鏡をしたまま使えるゴーグルを用意しています。

もちろん、娘や義実家の分も用意して届けてあります。

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そして高性能のN95のマスク。

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普段使っているマスクより性能が良い物です。
こちらも子供用と大人用で家族分用意して娘達にも届けてあります。

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頭の大きい夫にも調節できる紐なので問題なかったです。

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このゴーグルとマスクは、何も噴火だけじゃないんですよね。
地震や台風で家が倒壊したり浸水したりした後の片付けの時にも活躍します。

災害後に砂ぼこり等から気管や目を守るためにもあると安心です。

大きな災害の時には平常時のように気軽に病院を受診できないかもしれません。
やっぱり最低限、身を守るための用意はしておきたいです。

火山灰から「家を守る」対策

火山灰は、雨と混ざると重くなり、屋根がつぶれる危険性も。
また、家の中に入り込むと掃除も大変です。

雨どい(ベランダの排水口)が詰まっていないかな?とチェックするのは火山灰に限らず、台風等の災害から家を守るためにも必要です。

実際に、火山灰の被害に合うと思ったら、こんな行動をするシミュレーションを立てています。

  • 窓枠にガムテープ、ドア下には濡れタオルを挟む
  • スマホやパソコンなどはビニール袋で保護

火山灰が室内に入るのを防ぐために窓枠にガムテープを貼ったり、ドアの下に濡れた布をはさみ隙間から火山灰が入ってきたりしないようにします。

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スマホやパソコン等の精密機器はビニール袋に入れて火山灰に触れないようにした方が良いです。

また積もった火山灰が屋根をつぶしてしまうことがありますし、雨が降ると更に水を含んで重くなるので注意が必要です。

我が家に無いのは…性能のいい空気清浄機!!
空気清浄機も欲しくなりますね💦

こちらも合わせてチェックしてください。

  • 地域のハザードマップで避難場所を事前に確認
  • 小さなお子さんや高齢の家族、ペット用の支援用品も備蓄
  • 喘息や灰アレルギーのある方は、処方薬を事前に準備

車の噴火対策

家だけじゃなく、車の対策も考えています。
火山灰が到達する前に用意してあるブルーシートで保護する予定。(特にガラス部分)

灰が積もったら車はこすらずに水で流してから運転!

因みに、台風でガラスが割れたり、地震で屋根が損傷した場合の応急処置に厚手のビニールシートはあると便利です。

東日本大震災の直後はいち早く品切れになった物です。

まとめ:どこにいても、まずは「身を守る」

住んでいる場所によってリスクは違っても、自分と家族を守る備えは共通です。

そのために今からできるのは、この2つです。

  1. 避難するための準備
  2. 家にとどまるための備蓄

ライフラインや物流が止まっても困らないよう、食料・飲料・日用品などの備えは必須です。

さらに詳しい情報は、こちらも参考にしてください。
首相官邸HP|火山噴火による災害の種類

「噴火対策って必要なのかな?」と思っている方に、少しでも参考になればうれしいです。

N95マスクは大人用と子供用を用意しています。



折り畳みヘルメットは別のタイプもありました。

ゴーグルは既に販売されてなかったので似ている物を貼っておきます。(商品は4年前に購入した物で仕様は少し変わっているかもしれませんHPでご確認ください。)



我が家の備蓄クリストはこちらです。

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※2022/12/3の記事を加筆修正しています。

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