思い出す事が防災につながります。
東日本大震災から今日で12年になります。
12年前のあの日・・・。
介護の会社で働いていた私は本社の会議室にいました。
「あれ、地震かな?」
最初に感じた揺れで、スタッフ全員が固まりました。
そのうち収まるかと思ったらどんどん激しい揺れに変わっていきました。
「〇〇さん逃げましょう!」
そう言われて何も持たずに外に出ました。
その途中、階段の壁がクラッシュして破片が飛んできました。
「地震で建物が壊れるかも」
そう思ったのは人生初めてでした。
外に出ると建物脇の道路が大きく波を打っていました。
これは千葉県の沖合で起きた地震だろうと周りの人は話をしていました。
その後の情報で、東北地方太平洋沖が震源だとショックを受けました。
「千葉県でこんな大きな揺れで東北はどうなってしまったの?」
その後のニュースで、津波で多くの人や建物が流された事を知り震えが止まりませんでした。
今なお2523人もの行方不明の方がいます。
震災は終わってはいないのだとしみじみ思いました。
東日本大震災によって受けた心の傷と記憶が癒されますように。
今日は、今一度防災についてご紹介しておきたいと思います。
※写真は一部過去記事より引用しています。
自然災害への備え
東日本大震災の時は、お恥ずかしい話ですが防災意識はかなり低かったです。
きっと、自分は大丈夫だろうと正常性バイアスがかかってしまっていたんだと思います。
その後、防災を学び自分や家族はもちろんの事、多くの人達がその瞬間を生き延びる事が出来たら良いとブログや自分の住む地域で啓蒙活動をしています。
頻発している地震、南海トラフ巨大地震や首都直下型地震の不安もあります。
今日かもしれないし、30年後かもしれない、そんな地震の対策について書きます。
防災に無頓着?
防災用品を準備しない人の意見は、
「いつ起こるかわからないことで、そんなに用意できない」
「お金がもったいない」
「かさばって収納が大変」
確かに!!
スペースと、お金の問題は大きいですよね。
それでも明日起こるかもしれない災害対策は必須です。
備蓄リスト
私のブログでも定期的に、防災に関する記事を書いてきました。
災害は忘れた頃にやってくる!!
だから、しつこく定期的に書きます(笑)
最低でも3日分の備蓄!
もう一度、見直してみませんか?
首相官邸HPでも備えについて掲載されています。
過去記事にも、何度か防災については書いていますが改めてまとめてみました。
(チェックボックスにレ点入れられます)
大規模災害の時は、最低でも1週間分です。
(可能であれば一ヶ月分あると安心です)
我が家の防災グッズは分散収納をしています。
食料の備蓄は、防災専用ではなく生活の中で利用している食料などを多めに備えています。
食べながら備蓄しているので、病気の時や外出自粛中にも大活躍です。
水だけだと飽きるかもしれないので、野菜やフルーツのジュースやスポーツドリンク等の粉末も用意しています。
発熱や食欲が無い時にも大活躍するフルーツ缶等も便利です。
因みに、万が一を考えて以前は孫用のミルクも用意していました。
今は、離乳食も終わってほぼ大人と同じような物が食べられているのでミルクは使い切りました。
避難時の持ち物リスト
我が家は少し高台にあるので、水害はあまり心配していません。
地震や台風で、家が壊れなければ在宅避難する予定です。
それでも何が起こるか分かりませんので非常用持出し袋は2人分用意しています。
3日~5日程度の避難生活のために、ひと回り大きい持出し袋もあります。
姑用に椅子型のリュックも用意しました。
詳しくはこちらに書きました。
ライフラインが長期間ストップした時をシミュレーションして、必要な物を揃えておくと良いですね。
やっておくと安心なことリスト
災害が起きるのは、自宅にいる時とは限りませんよね。
そこで、こんなこともチェックしておくと良いと思いました。
阪神淡路大震災の時は、ケガをした人の50%が家具などの転倒や落下によるものだったそうです。
我が家の大きな家具は・・・
ベッド(本棚と机は作り付け)
ダイニングテーブル
家電は、冷蔵庫・洗濯機です。
冷蔵庫は転倒防止金具を設置しましたし、電子レンジには耐震マットを付けています。
耐震マットは2種類買って、他にも飛んだら危険そうな物に付けました。
そして、厚手のブルーシートも!!
大型台風が上陸した時には、屋根が壊れたり窓が割れたりした家が多くブルーシートが大活躍しました。
姉の家も台風被害にあいました。
台風直後にブルーシートを買いに行ったら最後の一枚だったそうです💦
商品が十分あるうちに、我が家と夫の実家の分を買っておきました。
ブルーシートは、レジャーの時に敷物として使う以外にも用途はあります。
- テントやタープの代わり
- 雨漏りを防ぐ
- 風よけ、日よけ
- 暴風、防寒
普段は使うことがないので、脱衣所の床下点検口に入れておきました。
このホースと一緒にね。
ホースの使い道はこちらに書きました。
寒い時期の停電に備えてカセットボンベ専用のガスストーブとカセットボンベも用意しています。
念のために、ここを収納に使っていいのか建築してもらった桧家住宅さんが点検に来た時に確認したらOKでした。
電気が止まった時の対策として、ソーラーパネルとポータブルバッテリー&モバイルバッテリーも用意しています。
こちらは記事下の動画にまとめてあるのでご覧ください。
まとめ
防災対策で、備蓄より先にやらなければいけないのが自宅を安全な環境にすることです。
家具の転倒防止対策、家の耐震対策がとても大切です。
「首都直下地震」は、政府の地震調査委員会が今後30年以内に70パーセントの確率で起きると予測していますよね。
(南海トラフ地震は80%の確率です)
たぶん、30年後はまだ生きていますよね。
更に、台風の破壊力も凄くなっています。
この記事をアップした今朝も千葉県では最大震度3の地震がありましたしね💦
自然には逆らえませんが、被害を少なくすることはできます。
是非、今一度確認をしておいてくださいね。
念のため楽天ショップの防災用品一覧も記載しておきます。