シニア世代の片付け記事はこちらをご覧ください。
シニア世代の片付けを考える前
シンプルライフ実践中のRinです♬
先日、シニア世代の片付けについてシリーズ化すると書きました。
すると、Twitterで早速こんな嬉しいコメントが!
今月中にお義父さんが高齢者住宅に引っ越します!
これからアパート片付け…参考にさせていただきます!— める (@merurin218) April 4, 2021
やはり、同世代の人にとっては、実家の整理収納で悩まれる方は多いんでしょうね。
整理収納の前に、老化について書きたいと思います。
老化について
親の介護が必要になる頃には、その子供世代もそろそろ加齢に伴う体の変化を感じる頃だと思います。
私自身も、こんなことを感じています💦
- 踏ん張りがきかなくなった
- 怪我や病気が治りにくくなった
- 老眼が酷くなり本を読むのが億劫になった
- マスクの跡が消えにくくなった
- 白髪が増えた
ま~50年以上も使っているんですから仕方ありませんよね。
ここまで良く頑張ったと褒めてあげたい♬
更に、年齢を重ねるとこんな事も・・・。
- 免疫力が下がり感染症に罹りやすくなる
- 環境の変化に適応できなくなる
- 動体視力の低下や色の違いが分かりにくくなる
- 唾液の分泌量が減り、食べ物が飲み込みにくくなる
- 薬の影響等で味覚が変わる
- 筋肉量が減り、カルシウム不足から骨折がしやすくなる
- 皮膚が薄くなり体温の調節がしにくくなる
他にもありますが、一部をご紹介しました。
これからもメンテナンスしながら、時にはお医者さんの力を借りながら大事に使っていこうと思います。
引っ越しや入院で起こりえる事
高齢になってから、引っ越しや入院をするとその場所や暮らしの変化に適応することが難しくなります。
入院してから、認知症の症状やうつ状態になってしまったという話はよく聞きますし、配偶者が亡くなり子供と同居してから引きこもりになってしまった例もたくさんあります。
大きな問題はこちらです。
- 生活習慣の変化
- 言葉の違い(方言)
- 友人・知人等の話し相手がいない
性格にもよると思いますが、高齢者の転居にはリスクはつきものですよね。
しかし、一人暮らしをするリスクもあります。
ご本人の意見と介護する側の環境、本人の身体状況、地域での介護福祉の充実度等を総合的に考えて決めると良いですね。
生活不活発病
環境が変わったり、身体機能が低下したりして問題になる病気の一つが生活不活発病です。
生活不活発病→体を長期間使わない事で起こる心身機能の低下のこと
災害時の避難所ではこの生活不活発病起こることが問題視されています。
今まで、掃除や洗濯等で体を動かしていた生活から、避難所という狭い空間で生活することで生活不活発病になってしまうんです。
歩きにくくなったからといって、直ぐに車いすを使うのではなく杖や手すりを準備してできるだけ歩く訓練をしてもらう。
自宅でも同じです。
物で埋め尽くされた部屋では、動こうにも動けません。
また、ケガや病気で大事にし過ぎて動かない事で、更に動けなくなることもあります。
やはり、室内環境を整えるのはとても大事な事なんですよね。
そのためには、動けるうちに自宅の物としっかり向き合い、加齢に伴う体の変化も最小限で済むようにしたいものです。
シニア世代の整理収納の前に知っておきたい事を書きました。