スプーンが歯に触れると痛むのはなぜ?
このブログを読んでくださっているシニア世代の方で、金属のスプーンが歯に当たるとピリッとくること、ありませんか?
「ピリッと」じゃなくて「キーン」という表現のほうが当てはまるかもしれませんね。
私も違和感を感じることがあります。
かなり前から気がついて対策をしています。 その影響でカトラリーも一工夫しているのですが、今日はそのことについて書きたいと思います。
ガルバニー電流とは?歯がピリッとする理由
スプーンやフォークが歯に当たったときに、なんか変な痛みや嫌な感じがすることないですか? 実はこれ、「ガルバニー電流」っていう現象なんです。
ざっくり言うと、金属同士が口の中の唾液を介して微弱な電流を発生させちゃうんです。
銀歯があったり、金属の詰め物をしてると特に感じやすいみたい。
ちなみに、ガルバニー電流が発生しているかを確認する方法として、アルミホイルを詰め物をしている歯で噛んでみるとすぐにわかります。
どんな人が影響を受けやすいの?
以下のような人はガルバニー電流の影響を受けやすいみたいです。
- 銀歯や金属の詰め物がある
- 口の中が乾燥しやすい
- 金属製のスプーンやフォークをよく使う
金属が多いほど電流が発生しやすいので、もしピリッと感じることが多いなら要注意!
スプーンで歯が痛むときの簡単な対策
食器の素材を変えてみる
とにかく一番手っ取り早いのが、プラスチック・木製・セラミック製のスプーンやフォークを使うこと。これなら電気が流れないので、あのピリッとした痛みを防げます。
そこで、私は木製やプラスチック製のカトラリーを使っています。 現在使っているのは、食洗機の熱にも強いニトリのスプーンです。


そうは言っても、スープを飲むときだけです。
小さなスプーン・箸・フォークが金属製でもピリッとせず、大きめなスプーンを使うとダメなんです。
それは奥歯の詰め物が原因だからです。(手前の義歯はセラミック)

因みに、夫は金属のスプーンでも問題ありません。
銀歯や詰め物をチェックする
歯医者さんに相談して、セラミックやジルコニアなどのメタルフリー素材に変えるのもアリ。
金属の詰め物がなければ、そもそもガルバニー電流が発生しないので快適になるはずです。
定期的に歯医者さんには通っているので、奥の銀歯を詰め替えればいいのですが……。
今は問題なく使えているのに、治療中に歯が壊れてインプラントになったらと思うと怖くてね……そんなお年頃💦
そう、痛みもお金も心配なんです(笑)
でも、いつかはやらないといけないんだったら今しかないか? 葛藤の日々です。
口の中の乾燥を防ぐ
唾液が少ないと電気が流れやすくなるので、金属のスプーンしか使えない場所では工夫が必要になります。
- こまめに水を飲む
- ガムを噛んで唾液の分泌を促す
このあたりを意識するといいかも。
まとめ
スプーンやフォークが歯に当たるとピリッと痛むのは、「ガルバニー電流」が原因だとわかりましたが、実はこの電流はいろいろと問題を起こすらしいです。
ガルバニー電流は、不定愁訴(不眠、イライラ、頭痛、肩こりなど)につながったり、自律神経のバランスを崩したりするといわれています。
脳は微弱な電流で全身をコントロールしているので、人の体は電流の影響を受けやすいといわれています。
出典:のもとデンタルクリニックさん
直ぐに口腔内から金属を除去できない場合は、木製やプラスチックのカトラリーを使う、金属の詰め物をやめる、口の中を乾燥させないなどである程度は予防できますね。
さて、私はどのタイミングで除去しようかな?💦
それでは~、また。
ニトリのスプーンはこれ!
歯槽膿漏予防のために使っている歯磨き粉「ケアポリス」
歯茎を守るために使っている音の鳴る歯ブラシ!
歯医者さんが使ていたので同じ物を買った「アクアピック」



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