2024年10月26日に高尾山へ行ってきました。
本日時点で、まだ筋肉痛は出ておりません。
定年後にはゆっくりとお友達や夫婦で登山を楽しみたいなと思っていらっしゃる方もいると思います。そんな私もその一人です。
でも登山ができる体力があるのか?
不安だったために完全リタイヤする前に初登山に挑戦してきました。
実は、来年に屋久島観光を予定しておりまして、足場の悪い場所でどの程度の距離が歩けるのか?
そんな下調べもあったんです。
同じように考えている方の参考になればと思い、アラカン主婦の登山初体験をここにまとめてみました。
2024年の高尾山紅葉シーズンの魅力
紅葉の見頃とおすすめ時期
高尾山の紅葉の見ごろは、11月上旬から中旬が見頃なんですが、今年は日本気象協会によると11月中旬と予想されています。
この時期になると、山全体が赤や黄色の鮮やかな色で彩られて綺麗なんでしょうね。
特に、早朝や夕方に行くと、光が紅葉にあたって一層きれいなんだろうなと思います。
ただ紅葉の時期はかなり混雑すると思うので、混雑も少なめで、ゆったり紅葉を楽しめる平日がお勧めでしょうね。
私達は、初登山だったので少し空いている10月下旬に行きました。
その時の紅葉はこんな感じでした。
この様子を見ると11月上旬では見頃には少し早いかなという感じですね。
山頂からの絶景と紅葉のコントラスト
頑張って山頂まで登ると、秋の澄んだ空気の中で富士山も見えることがあるんです。
紅葉の美しさと青空、そして遠くにそびえる富士山が合わさって、言葉にできないくらい素晴らしい景色なんでしょうね。
今回は、あいにくガスがかかっていて富士山は見る事ができませんでした。
ちょっと登山は大変かもだけど、登った時の達成感もあって、忘れられない思い出になりますね。
50代でも安心して楽しめる登山ルート
初心者に最適な1号路(表参道コース)
高尾山にはいくつかルートがあるんですが、パンフレットやネットでも1号路というコースが初心者にはおすすめとされていました。
でこの道は舗装された場所が多くて、観光気分で歩けるのが魅力との事でしたが・・・初めての私達には苦行でした(笑)
この黄色で囲った部分が特にきつかった💦
山頂まで行って案内の方に聞くと「ここが1番キツいんですよね」と仰っていました💦
舗装されているとは言え、こんな急な坂道が続くんですよ~
登山初心者の私達。
最初は楽しく会話をしながら登っていたんですが、途中からは息が上がって無言です(笑)
途中で3回ほど休憩しながら歩きました。
そんな中、私達より一回り位年齢が上のグーループがガイドさんと一緒に歩いていたんですが、皆さん小さな歩幅でゆっくり歩いていました。
それを見て、私達も真似して今までの半分の歩幅で歩いてみましたらびっくり!!
とてもラクに歩けたんですよ~
これはいい勉強になりました。シラベテオケヨ
途中の階段では、同行したお友達の足が攣ってしまいました。
坂道やこんな階段ばかりで足が悲鳴をあげていたんでしょうね。
水分補給に合わせて塩分も適度に取った方がいいですね。
そんなこんながあり無事に山頂まで到着した時には嬉しかったですね~
50代の初心者でも無理なく歩けるポイント
この1号路には、あちらこちらにベンチや休憩スポットがあるので、体力が気になる人でも安心して登れますが・・・私達にはちょっとキツかったです。
初めて登山する方はケーブルカーやリフトをお勧めします。
次回は、リフトやケーブルカーを使って、キツイ坂道だけワープしたい!トザンノイミアル?
登山ルートごとの難易度と所要時間
1号路は、登りがだいたい1時間半から2時間くらいで、往復3〜4時間が目安です。「休み休み登れば大丈夫かな?」って感じででした。
実際に、私達もそのくらいの時間でした。
途中で食事を取った時間を除いてね。
帰り道はルートを変えて下山
帰り道は、山頂にある案内所の係員さんに相談してルートを変えました。
つり橋の楽しめる4号路とリフトを使うコースです。
道は舗装されておらず、足元は少し危険な場所もありますが、手すりも所々にあり全く問題ありませんでした。
舗装されている道を歩くのと違って「登山している!」雰囲気を味わえました(笑)
帰りはリフトを使用したんですが、やっぱり行楽シーズンだよね。
リフト待ちの列がこれ!
これが来月にはもっと凄い事になるんでしょうね。
ちょっとシュールなお人形でリフト乗るスタイルを確認!
動いている椅子に座るのってちょっとタイミングが難しい(笑)
おばさん2人、頑張りました!
リフトから地上までの高さはあまり高くないので高所恐怖症の私でも怖くなかったですよ。
膝が悪い人は、やっぱりリフトやケーブルカーが使った方が良いね(笑)何度も言う💦
登山前に揃えておきたい準備と装備
初心者におすすめの基本アイテム
登山の必需品ですが、歩きやすい靴と小さめのリュック、あと水分はしっかり持って行きました。
あとは軽いおやつやタオルもあると便利です。
当日は、最高気温が20℃でした。
坂道を歩いている時にはかなり汗をかいたので登りながらちょこちょこ水分補給をしましたよ。
紅葉シーズンに適した服装のポイント
紅葉の時期って、朝や夕方は結構寒く感じることがあるので、軽めのフリースや羽織れる上着があると便利ですよ。
帰り道、疲れ切って上着の裾を直す余裕なく歩いている私(笑)
速乾性のある下着の上に長袖カットソーにフード付きの防水スプレーをかけた上着を着て行ったのですが丁度良かったです。
汗をかいても乾きやすいインナーは必須だなと思いました。
濡れたままで休憩すると今度は体が冷えちゃうからね。
因みに、私は帝人さんのこちらの下着を使用しています。
冬でも暖房で変な汗をかく更年期世代には特にお勧め。
裾が長く背中が出ないのも良いです。
持っておきたい防寒・雨対策グッズ
山の天気は変わりやすいので、念のため折りたたみ傘やレインコートも用意しておくと安心。
あと、紅葉の時期は風が冷たいこともあるから、ネックウォーマーや手袋や帽子があると、さらに快適に紅葉登山が楽しめそうです。
私は、このネックウォーマーを念のために持っていきました。
内側がシルクで柔らかく寒い時期は室内でも着用しちゃいます。
喉元や首元が温かいと体がラクです。
安全に楽しむためのポイントと休憩場所
登山中の体調管理と疲労を感じたときの対処法
登山中は、少しでも疲れを感じたら無理せず休憩しました。
特に初めての登山や初めてのコースは先の状況が分からないのでね。
こまめに水を飲んだり立ち止まったりして景色を楽しむのがおすすめです。
普段スポーツをしていても登山が初めての私。
自分の体力を過信せず、無理せず、のんびり楽しむのが自宅に安全に帰れるコツだと思いました。
おすすめの休憩スポットとその特徴
「もみじ台」などは特に休憩にぴったりの場所で、紅葉が綺麗に見えるスポットなんですよ。
今回は、紅葉には少し早かったのですが、早くも多くの観光客で賑わっていました。
また、私達世代が心配なのはトイレ!!
高尾山口の駅から頂上までは何か所もトイレがあるので安心です。
特に山頂下の巨大トイレは数も多く綺麗でした。
小さな子供連れにも対応できるスペースも広いトイレでした。
山頂で味わえる名物と軽食スポット
高尾山の名物はとろろそば!
多くの方が温かいお蕎麦を食べていました。
疲れた体に染みる温かいおそばは格別ですよね~
山頂やケーブルカー等の乗り場周辺には売店もあるので、軽いスナックや飲み物も買えます。
私達は、例の1号路の急な坂道を登り切った所でエンプティになり早々に食べちゃいました(笑)
あの急な坂を上った後の団子は格別でした。
ここで軽食を食べて水分補給をしたことでかなり元気が出ましたよ。
そうそう、ベンチが少し湿っている事もあります。
そんな時に、ポケットに入るサイズのミニレジャーシートがあると便利です。
詳しくは昨日の記事へ。
そして、昼食にはお蕎麦を頂きました。
実は、山頂まで行くと丁度昼頃になると思ったので、混雑を避けて手前で早めに食べちゃいました(笑)
とろろそばじゃないけれどね。
紅葉登山の後に楽しみたい周辺スポット
登山の疲れを癒す温泉スポット
紅葉を楽しんだ後は、近くの温泉でほっこりするのもおすすめです。
近くには日帰り温泉もあるようなので、登山の疲れを癒して、心身ともにリラックスできるひと時を過ごせますね。
癒しのカフェ&レストラン
山を下りたら、ゆっくり過ごせるカフェでひと休みするのもいいですね。
紅葉の景色を眺めながらのコーヒーや軽食は、登山の余韻を楽しめる贅沢な時間です。
美味しいコーヒーで心も体もリフレッシュできます。
お土産屋さんもたくさんありますし、登山に必要な用具や服の販売店もありました。
そうそう、こちらの高尾山名物のチーズケーキを帰り道に購入し登山を頑張ったご褒美に頂きました♪
おまけ
今回、人生初の登山を経験しました。
途中で実行した小幅歩きが功を奏したのか、翌日以降の筋肉痛はほとんどありませんでした。
体力に自信がないプレシニア世代は無理せず、たくさん休憩を取り、時には諦める勇気が大事だなと思いました。
来年の春には屋久島へ行く予定です。
少しでも足を鍛えて現地では観光を楽しめるようにしたいと思っています。
そうそう、今回はJREバンクの特典(乗車券4割引)を友人と共に使ってお得に行ってきました。
使い方の詳細はこちらに追記しました!
長くお付き合いいただきありがとうございました。
それでは~
コメント