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閉鎖間近!?老人ホームの異変に気付くための5つのポイント

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このブログを読んでくれている読者の方は、私と同世代の方が多いです。
その年代だとそろそろ親の介護が始まっている人もいますよね。

自宅での介護が難しくなれば施設入所を考えると思います。
私の父親も長期入院後は自宅に帰ることなく介護医療院へ入所しました。

信頼して預けている施設が急に閉鎖されたら?
今、ニュースでも「見捨てられた老人ホーム」として騒がれていますよね。

なんと、私が住む千葉県でも・・・

掃除がされていない、お風呂に2週間以上も入れてもらっていない。
薬や食事も満足に摂れていない・・・本当に怖いですよね💦

老人ホームが突然閉鎖されると、家族や入居者は大きな混乱と不安に直面します。
閉鎖の前兆に気付き、早めに対処することで、そうしたリスクを軽減することができます。

この記事では、ケアマネジャーの私が考える、老人ホームの異変に気付くための具体的な5つのポイントを紹介します。

目次

老人ホームが閉鎖される前に気づくべき異変とは?

老人ホームが閉鎖される前には、さまざまな兆候が見られることがあります。
特に家族が注意を払うべきポイントを押さえておくことで、異変に早めに気付くことが可能です。

スタッフの対応や人数に変化がある場合

ある老人ホームで、長年働いていたベテランスタッフが突然次々と辞めていきました。
残されたスタッフも慌ただしく、対応が雑になることが増え、家族が不安を感じ始めました。

実際に、その施設は経営が悪化している場合があります。

経験の長い職員は経営者と近い関係にあることが多いです。
一番先に経営状態の悪さに気付くと思います。

スタッフの入れ替わりが激しい、対応が変わったと感じたら、経営の問題を疑うべきサインかもしれませんね。

施設内の清潔さやメンテナンスの低下

以前まで綺麗に整えられていた廊下や共用スペースが、徐々に掃除が行き届かなくなり、入居者の部屋の電球も交換されないまま放置される場合も要注意です。

経費削減のために清掃業者の契約が短縮されていたり、人数が減らされていたりする場合もあります。
こうした小さな変化も、経営の厳しさを反映している可能性があります。

入居者数が急に減少している時のリスク

以前は、満室状態でしたが最近では空室が目立つようになった時も要注意です。

久しぶりに家族が訪問し、食堂で食事をしている入居者が急激に減ったことに驚き、調べてみると、周辺の家族たちが次々と他の施設に移っていたなんて事があったら・・・・。

このように、入居者の減少はホームの将来に関わる重要なサインです。

異変に気付いたらどうするべきか?

異変を感じたら、できるだけ早く適切な対策を講じることが重要ですね。

早めにホーム側に確認する重要性

異変に気付いたら、まずは施設の管理者や責任者に直接確認を取ることが大切です。

スタッフの減少に気付き、家族が管理者に尋ねたところ、経営難で施設の閉鎖を検討しているとの情報を得たなんて事もあるかもしれません。

他の施設の選択肢を準備するポイント

万が一に備え、次の施設をあらかじめ選んでおくことも重要です。

これからは、人材不足や介護保険の報酬改定等で施設も更に厳しい時代に入っていくと思います。

「あれ、最近スタッフが減ったようだし、掃除も行き届いていないな」と感じたら、念のため近隣の他の施設を見学し、空きがあるかどうかを確認しておくのもいいかもしれませんね。

異変に気付いたら、次のステップを早めに準備することが大切です。

家族での話し合いを定期的に行うことの大切さ

家族で定期的に施設に訪問し施設の異常を感じたらすぐに対応できるようにしておきたいですね。

あるケースでは、施設に入所してから定期的に訪問していた家族が親の体の異変に気付きました。
それは体重の減少です。

施設に移ってから食事が摂れなくなりどんどん痩せていってしまったんです。
そこで職員に、何とか食べられるような対策はないかと確認するも「食べないんですよね~」と答えるだけで何もしてくれなかったと言います。

ちょっと信じられないですよね💦
その施設は近隣の施設が満床になるなか、空室があったのも理由がありましたね。

また、職員の数が不足していたのか、自力で食べられない利用者の口に押し込むように食事を入れていたスタッフもいました。
誤嚥しちゃうんじゃないかと冷や冷やした記憶があります。

スタッフ自身の問題なのか?
施設の体質なのか?

教育が出来ていないか、経営難で介護職員が足りずそのような行動になっているのか、しっかり見極めたいですよね。

老人ホームの閉鎖リスクを減らすための予防策

閉鎖のリスクを未然に防ぐためには、事前の予防策が必要です。

事前に施設の運営状況をチェックする方法

老人ホームの運営状況は、入居前にできるだけ詳しく調べておくことが大切です。

例えば、ある施設では、運営会社が数年で次々と他のホームを閉鎖していることが事前に分かっていれば、その施設を避けることができます。

運営会社の財務状況や過去の評判を調べることで、閉鎖リスクを事前に把握することができます。

信頼できる施設を選ぶための基準

老人ホームを選ぶ際には、スタッフの対応、施設の清潔さ、利用者の満足度などを総合的に評価することが大切です。

ある家族は、入居前に施設を複数見学し、スタッフの親切さや入居者の様子をチェックしました。
結果的に、より安心して預けられる施設を選ぶことができました。

定期的な見学と、他の入居者やその家族からの口コミも重要な判断材料です。

介護サービス事業者の経営情報の公表が今年度から義務化されました。
今後は、徐々にネットで閲覧できるようになると思います。

介護サービス情報公表システム

まだ公表されている施設などは少ないですがこれから徐々に増えてくると思います。

安心して暮らすために施設選びも慎重に行いたいですね。
最後に私がいつも利用している介護・医療情報のサイトのリンクも参考のために貼っておきます。

🔗ワムネット

父親との確執と介護についてこちらに書いています。

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