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墓じまい:費用とやり方を解説!私たちの選んだ永代供養の詳細


シンプルライフ実践中のRinです♬

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お盆が終わり、皆さんはお墓参りに行かれましたか?

私は夫の実家でお線香をあげてきましたが、父の墓参りにはスケジュールが合わず行けませんでした。
今年は自宅で手を合わせただけです。

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父が胆管癌で亡くなったのをきっかけに、私たちは「墓じまい」を決断しました。
今回はその具体的なプロセスと、私たちが選んだ永代供養について詳しくお話しします。

墓じまいを決めた理由

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父が介護を受ける前から、姉と「墓じまい」について話し合っていました。

私たちの家族のお墓には祖父母や私たちが知らないご先祖様が入っていますが、姉も私もそのお墓に入る予定はありませんでした。

父が最後に入ることになるこのお墓を、私たちが亡くなった後、誰が管理するのか?その負担が子供たちにのしかかることを避けたいというのが、私たちの一番の悩みでした。

墓じまいを考え始めたのは、父の病状が悪化した時期でした。
父が元気なうちに、できるだけ早く決断し、行動に移すことが必要だと感じました。

そこで、住職に相談し、墓じまいの詳細や流れ、そして費用について教えてもらいました。

墓じまいとは?その具体的な内容

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「墓じまい」とは、簡単に言うと、遺骨の引っ越しです。

具体的には、お墓の墓石を撤去し、土地を更地に戻して、使用権を返還することを指します。
この過程で、お墓に納められている遺骨を新しい場所へ移動させる必要があります。

墓じまいをする理由は人それぞれで、お墓が遠くて管理が難しい、高齢になりお墓参りが困難になった、お墓を継ぐ人がいないなど、様々な事情が関係しています。

墓じまいの準備と必要な手続き

墓じまいを進める上で、事前に準備しておくべき重要なポイントが2つあります。
それは「お墓の返還」と「遺骨の移動先」を決めることです。

お墓の返還

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お墓を返還するには、まずお墓を更地に戻す必要があります。
これは墓石を解体・撤去する作業を含みますが、専門の業者に依頼することが一般的です。

  1. 現地でお墓の確認(遺骨の状態・遺骨の数等) 
  2. 遺骨の行き先を決める(永代供養・手元供養・散骨等) 
  3. 行政手続き(改葬許可書の交付) 
  4. 法要を行い、遺骨を取り出す 
  5. 墓石の解体・撤去
    墓じまい

 
墓を更地にする費用は大きさによって変わってきます。
一般的な2㎡のお墓で20万円位が相場でしょうかね?

もちろんお墓によっても違うと思いますが・・・。

その他に、お寺への閉眼供養の「お布施」や寺を離れるための「離檀料」がかかる場合があります。

我が家の場合は、市営霊園なので「離檀料」の費用はかからなかったです。

その他に、行政の手続きを代行してもらう場合は、その費用やお寺のお布施も数万円かかると思います。

遺骨の移動先

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次に、遺骨をどこに移動させるかを決める必要があります。

新しい納骨先は色々あるようです。

  • 永代供養墓
  • 納骨堂
  • 散骨
  • 手元に置く
  • 墓封じ

この中から、墓じまい後の納骨先を決めたのですが、迷ったのは永代供養墓と納骨堂のどちらにするかです。

永代供養墓は、屋外にある供養墓の地下にある納骨室に納め、墓地の管理者が遺骨を管理・供養してくれる方法で、定められた期間を過ぎると合祀になる場合もあります。

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永代供養墓は基本的に年間管理費がかからず最初に一括して支払い後はお任せできるタイプです。

そして納骨堂は建物の中に遺骨や骨壺を収蔵できるスペースがたくさん立ち並んでいるマンションのような感じですね。

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私の知り合いも納骨堂に遺骨を移したんですが、駅にも近く雨の日のお墓参りも苦にならないと言っていましたね。

比較的、交通の便が良い場所にある事が多くお墓参りがしやすいようです。

そして、住職に教えてもらうまで知らなかった 墓封じという方法もあるそうです。
お墓を更地に戻して、その下に遺骨を直に埋めて封じる事だそうです。

土に返すってことですね。

我が家のように、公営墓地で最初にまとまったお金を支払えば、年間管理費がかからないようなお墓の場合は、この墓封じが一番お金のかからない方法だと言われました。

時間が経つにつれ、草や生えたり、花が咲いたりするでしょう。

それが墓封じですね。

墓じまいの具体的な手順

墓じまいは以下の手順で行いました。

  1. 現地でのお墓確認: 業者と一緒にお墓の状況(遺骨の状態や数など)を確認しました。これにより、どのように進めるかの計画が立てられます。
  2. 遺骨の移動先を決定: 私たちは最終的に永代供養墓を選びましたが、この時点で他の選択肢も検討しました。
  3. 行政手続き: 改葬許可書を市役所から取得する手続きです。この許可書がないと、遺骨を他の場所に移動することはできません。
  4. 法要の実施と遺骨の取り出し: 法要を行った後、住職が遺骨を取り出し、新しい納骨先に移す準備をしました。
  5. 墓石の解体と撤去: 専門業者が墓石を解体し、土地を更地に戻しました。

我が家の墓じまい

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住職に色々と教えて頂いた結果、我が家ではお寺で管理・供養してもらう方法(永代供養)にしました。

私がお願いしたお寺では、お墓から永代供養墓に移した場合の費用は骨壺1つに対して年間1万円でした。

30年供養してもらう場合は、30万円を最初に一括で支払います。

我が家のお墓には、3人の遺骨が入っていますので、30万円×3人で90万円になります。

父親を入れたら120万円です。

予想以上にかかるなと思ったら、住職から「親子は一緒の骨壺に入れるのもありですよ」と言われました。

「親子の仲が悪かったならともかく、仲良く一緒に入れる方もいますよ」と・・・。

その場合は、3人入っていても骨壺が一つなので料金も30万円で済むと言われました。

祖母は、一番心配をかけた長男である父親のことを一番気にかけていました。

死ぬ間際にも名前を呼んでいました。

面倒を見ていた次男である叔父が焼きもちをやくほどにね。

一緒でも良いかなと思い同じ骨壺に骨を入れてもらいましたが、父親の分を含めて4人分を1つの骨壺に入れられるのかが心配でした。

しかし、年数が経過した骨は小さくなっているんですよね。
問題なく1つの骨壺に入りました。

その結果、費用も安く済みました。
墓を更地にした費用と永代供養の費用で約40万円弱でした。

私達の祖父母の代からよく知っている住職の計らいでお値段も低く抑えられたんだと思います。

30年後には合祀(遺骨を骨壺から取り出し、複数まとめて一緒に埋葬する)になります。
その時まで私達姉妹が生きているかどうか分かりません。

お寺にお任せできた事で1つの不安が解消されました。

因みに、私の場合は樹木葬で良いかなと思っていますが義母は同じ墓に入る事を望んでいます。
しかし交通の不便な場所にあるので個人的には別の方法でと考えています。

近いうちに再度家族で話し合っておこうと思います。

我が家の墓じまいについて書きました。
どなたかの参考になれば嬉しいです。

こんなコンパクトな仏壇もあるんですね。

戸籍が汚れていると色々大変だった💦

祖母はこんな人でした

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