運転免許証の返納を考えた
最近、高齢者の交通事故のニュースが毎日のように流れてきますね。
他人事ではありません。
私自身も、若い頃とは違って、年齢と共に動作が鈍くなっていると感じています。
今日はそんな運転の事について書きました。
車をぶつけました!
運転初心者の時には、車のバンパーを擦る時もありましたが、最近は無事故無違反のゴールド免許でした。
そんな私が、やってしまいました!!
駐車場の塀に車をぶつけました。
ぶつかったと同時にブレーキを踏んだので、この程度ですみましたが・・・。
車の傷より、ぶつけた事にショックでした。
ナビに映るバックカメラの映像が、太陽の光で反射して見えにくくなっていました。
注意が足りませんでした。
これが塀ではなく、人だったら・・・。
怖いですね。
高齢者の免許証返納を考える
以前に、認知症のチェックポイントを書きました。
帰省された際に、親の車をチェックするのも大切なことです。
車の運転をされている場合は、車の外装に変なへこみや傷などがないか確認します。
度々、車を擦ったり、運転が鈍ったりしたなと感じたら、免許証の返納も考えなくてはなりません。
大きな事故を起こしてからでは遅いですものね。
75歳以上の免許保持者は約540万人と言われています。
この数字は、10年前の13倍です。
高齢者は視野が狭くなったり、ハンドル操作やブレーキを踏むタイミングも遅くなったりします。
中でも一番は、安全確認を怠りがちになることでしょか。
そうかと言って、直ぐに運転免許証が返納できるかというとそうでもないですよね。
返納できない理由で多いのがこちらだと思います。
- 生活に不便だから
- 自分の運転はまだ大丈夫という過信
今は、ネットショップで生活用品のほとんどが購入できるようになりました。
しかし、ネットショップも登録や手続きが面倒で、なかなかできない高齢者も多いのが現状です。
高齢の親に運転免許証を返納してもらう方法の一例です。
①既に免許を返納した人が身近にいれば説得してもらう
②ネットショップの使い方を教える
③費用対効果を伝える
④孫に説得してもらう
やみくもに、「運転が下手になったから」「お父さんの運転が危ないから」と言っても聞き入れてもらえないと思います。
ドライブレコーダーやビデオに録画して、どうして危ないのかを家族で共有するのもありかもしれまねん。
話して分かる場合は良いのですが、認知症などで説得できない場合もあります。
認知症の人は、無理やり車の鍵を隠したりすると、暴言や暴力に繋がってしまう可能性もあります。
そんな時は、医師から公安委員会へ届けてもらう方法もあります。
詳しくはこちらをどうぞ。
医師から公安委 員会への任意の届出ガイドラインについて
運転免許証返納以外での対策はないか?
カンニング竹山さんが75歳以上はマニュアル車限定にしたらどうかと言っていますね。
マニュアル限定になったらお金も手間暇もかかるから、免許を取り直すってことはほぼ無くなる。
実質的な免許返納になる。
だけど、本当に乗りたい人にとっては可能性がゼロじゃない。
その方法が一番良いくんじゃないかと思うんですよね。
若い時と比べても、運転技術が遜色ない人もいるかもしれません。
反対に、若くても危険な運転をする人もいますしね。
何か、法的整備が必要な時期だと思います。
運転免許証の返納で得することもある
運転免許証を返納すると「運転経歴証明書」がもらえます。
本人確認の身分証明書としても使えます。
自治体によっては、その「運転経歴証明書」を提示すると色々な特典が受けられます。
- バスやタクシーの割引
- ホテルや観光施設の割引
- デパートの配送無料
- 食料品割引
- 法律相談無料
- 返納者の家族対象ガソリン割引
- 引っ越し料金割引
- メガネ購入割引
- 福祉用具購入割引
- その他
千葉県の場合はこちらです。→☆
まとめ
えむふじんさんが、漫画で後期高齢者になった義父の免許証を返納した漫画を描かれています。
こんな風に、返納の話を勧められたら良いなと思いますね。
素敵なTwitterを見つけました。
まだまだ元気な80目前の祖母が免許を返納したんだけど、なんでまだ判断力も鈍ってなさそうで運転できそうなのに免許返したの?って聞いたら返ってきた言葉
「判断力が残ってたから」
— カッツェ (@zuttonemuritai) 2019年4月19日
自分自身の運転技術を的確に判断できる内に、運転免許証の返納するタイミングは考えたいです。
長くお付き合いいただきありがとうございました。
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