2018年の記事を加筆修正しています。
シンプルライフ実践中のRinです♬
失敗した事・やって良かった事
50代で平屋の家小さな家を建てて、早いもので5年目になりました。
そこで、改めて注文住宅で失敗したこと、良かったことを書きたいと思います。
あくまでも注文住宅なので、自分の判断で決めたことです。
ハウスメーカーさんの良い悪いではありませんので悪しからず。
- 納戸ではなく収納庫を増やした
- 脱衣所と洗面所を分けた
- 浴室に鏡や棚を設置しなかった
- 大きな開口部の窓を減らした
- 和室を小上りにした
- 全館空調にした
- 扉は引き戸をメインにした
- アクセントクロスは一段薄い色にした
- 宅配ボックスを設置した
- 花壇のために土の部分を残した
注文住宅で失敗したこと
まずは、家づくりで失敗したなと思った事です。
スイッチ・コンセントの位置の失敗
①寝室脇のクローゼットの照明スイッチの位置の失敗。
片側のクローゼットは、間取りの都合上、奥行きが浅いタイプです。
スイッチの位置が衣類で隠れてしまいます。
もっと手前に設置すれば良かったです。
②洗面所のコンセント位置の失敗
反対側にもコンセントがあるので、洗面台の上ではなく下に設置すれば良かったです。
そうすれば除湿器や扇風機のコンセントとして便利だった。
③和室の照明スイッチの失敗
小上りにしたので手前のダイニング側からも和室の照明スイッチが欲しかった。
因みに、このスイッチはダイニングの照明スイッチです。
スイッチやコンセントは多めに付けるべきでしたね💦
洗濯機の置く向きの失敗
洗濯機を脱衣所の左側に置く予定で、防水パンと水栓を設置しています。
防水パンはいらないかなと思ったのですが、一度マンションで水漏れを起こして床がブヨブヨしてしまった経験があるので付けました。
ここに置く予定のドラム式洗濯機が思った以上に大きく、奥行きも高さもあるので圧迫感が半端ない。
そこで、横向きから正面に変更して嵩上げ台も外しました。
その結果、扉が逆になってしまいました💦
手前にスペースがあるので、出し入れには問題ないのですが微妙に使いづらかった。
最近、やっぱり元の位置に戻そうかと思案中です。
玄関タイルが掃除しにくかった
マンションのタイルはつるつるした素材で、ウエスを濡らして綺麗に拭くことができました。
新しい家のタイルは、ザラザラした素材のため、布で拭きあげることができませんでした。
玄関タイルは、ツルツルしたタイプと、今回のようにザラザラしたタイプがあります。
ツルツルしたタイプは掃除がしやすそうですが、雨の日に滑りやすい。
ザラザラしたタイプは、その反対に滑りにくそうです。
ウエスで拭けなくなりちょっと残念。
普段は、掃き掃除のみで定期的にブラシと水で擦っています。
ブラシは汚れが落ちやすいこちらを使っています。
洗面ボールが小さかった
我が家の洗面台。
時々、洗濯物の部分洗いをしますがマンションの洗面ボールより小さくて少しやりにくい・・・。
桧家住宅さんの洗面台はこちらを選ぶことも出来ました。
しかし、木製の部分との繋ぎ目が気になったので一体型の洗面台にしました。
(水が跳ねたり垂れたりしたら、木が痛むかと思ったのです)
今は、大物は風呂場で洗う事にしています。
洗面所に小さな窓が欲しかった
洗面台をこのタイプにしたので、大きな鏡はセットでした。
通常の洗面台でしたら、脇にスリット式の窓などが設置できたと思います。
鏡が一回り小さいモノに変更できたら良かったかなと思います。
浴室ドアのタオル掛けがなかった
入居して気が付いたのですが、マンションの浴室ドアには最初から付いていたタオル掛け。
新居には付いていませんでした。
やっぱりここにはタオル掛けがあると便利ですよね。
後から、ホームセンターで購入して設置しました。
ネジで付けるのが難しそうだったので、ボンドで付けちゃいました。
最初からオプションでお願いしておけば良かったです。
注文住宅でやって良かった成功例
家づくりで、やって良かった事です。
納戸ではなく収納庫を増やした
アウトドアなどが好きな家庭では、大きな荷物も多いと思うので納戸は必要になるでしょう。
私の場合は、入れた物を忘れてしまう危険性があります(笑)
持ち物を減らしてきたので、大きな収納は押し入れだけで十分だと考えて納戸を作りませんでした。
収納庫は、キッチン脇と洗面所の二ヶ所にあります。
洗面所の収納庫
どちらも奥行きがないタイプの収納庫です。
詳細は、こちらをご覧ください。
納戸を作らなかった理由⇒☆記事を読む
脱衣所と洗面所を分けた
朝のシャワータイムと、歯磨きなどのモーニングケアが重なる事が多い我が家では、脱衣所と洗面所は分けた方が便利だと思いました。
特に女の子がいる家庭は、別の方が使い勝手がいいです。
詳細はこちらをご覧ください。
脱衣所と洗面所を分けた理由⇒☆記事を読む
浴室に鏡や棚を設置しなかった
浴室掃除で面倒だったのが鏡と棚の掃除。
マンションでは最初から設置されていたので、棚だけは途中で外してしまいました。
新しい家では、鏡と小物の棚は最初から設置しませんでした。
代わりに、マグネット式の小さい鏡を付けました。
小さい鏡でも十分でした。
水垢が酷くなったら、新しい鏡と交換してしまえば良いしね♬
詳細はこちらをご覧ください。
浴室にあるべきモノを付けなった理由⇒☆記事を読む
大きな開口部の窓を減らした
家事の中で、アイロン掛けについで面倒なのが、窓掃除とカーテンの洗濯。
ダイニングと和室の二か所以外の窓を全て曇りガラスにして、カーテンやブラインドは設置しませんでした。
ハウスメーカーからは、曇りガラスでもお洒落なカーテンやブラインドを付ける人が多いと言われました。
頑なに拒否をして、南側の開口部の広い窓2か所にニトリのカーテンを付けただけです。
今のところ全く問題ないです。
詳細はこちらをご覧ください。
カーテン洗いの手間をなくした窓⇒☆記事を読む
和室を小上りにした
和室を小上りにした理由は・・・。
- ダイニングからの埃やゴミが入りにくい
- 寝転ぶ和室とダイニングがフラットだと落ち着かない
- 腰掛けられる
- ダイニングと一体的に使える
こんな使い方もできます。
10人は楽に座れます。
詳細はこちらをご覧ください。
和室を小上りにした理由⇒☆記事を読む
全館空調にした
血圧の高い夫と、寒いのが嫌いな私。
私がどうしても譲れなかったのが、暖かい家。
夫は血圧が高い事もあり、これから年齢を増すごとに心配だったのがヒートショック。
居室以外の洗面所やトイレも暖かい事が希望でした。
そこで、桧家住宅のZ空調を取り入れました。
今年と同じく、引っ越して来た年の夏はかなり暑かったですが、家の中は廊下も寝室も洗面所も家中同じ温度で快適に過ごせました。
室内の壁の高い場所に吹き出し口があり、暖かい風や冷たい風が出てきます。
初めての光熱費は、思った以上に安かったです⇒☆記事を読む
扉は引き戸をメインにした
小さな家にしたので、居室はスペースを取らない引き戸にしました。
和室とダイニングの扉も3枚引き戸。
寝室からクローゼット、洗面所から脱衣所までも引き戸なので普段は開けっ放しです。
キッチンのパントリー部分も引き戸。
キッチンで作業中は開けっ放しでも問題ありません。
(ドアだと通路の邪魔になっちゃいます)
アクセントクロスは一段薄い色にした
マンション住まいの時も、DIYでアクセントクロスを楽しみました。
キッチンカウンターに壁紙を塗ったこともあります⇒☆記事を読む
そして、最後はペンキで塗っちゃいましたね。⇒☆記事を読む
新しい家では、キッチン、和室、寝室、廊下の一部と、洗面所、脱衣所、トイレはブルーグレーの壁紙を貼りました。
この2色で迷いました。
色々な所に見本を置いて雰囲気を掴もうとしました。
結果的に、向かって右側(リリカラLW2582)にしました。
小さい面で見るより、大きな面になると色が一段明るく見えるとの娘のアドバイスもありましたので。
追記:暗い色はより暗くみえるようです⇒奈緒さんが教えてくれました!
思った通りの雰囲気になり大満足です。
同じ壁紙を使っていても、光の加減で違う壁紙に見えます。
アクセントカラーはみんな同じ色なんですよ~。
大きなスペースに色を持ってくる時には、見本紙より濃くなると思って良いかもしれませんね。
宅配ボックスを設置した
夫婦共働きのため、宅配便の受け取りがなかなか難しい。
マンションには、宅配ボックスがあったので問題ありませんでした。
値段も高くなるので、躊躇したのですが、機能門柱に宅配ボックスを設置しました。
それも大型の物です。
中途半端に小さいと、入らないことがあると意味がないし・・・。
どうせ付けるなら大きい物の方が良いと思いました。
Amazonや楽天で消耗品を購入することが多いので、宅配ボックスはやっぱり便利でした。
花壇のために土の部分を残した
草取りができないと思い、「庭は全てコンクリートでお願いします」と外構工事の方に依頼しました。
しかし、外構工事の方が「定年になったら庭いじりがしたくなるかもしれないので、少し残しましょう」と言われ、ほんの少し花壇を作りました。
これがびっくりです。
なんと、今では野菜を作っているのです。
朝起きて、真っ先にするのが、野菜を見に行く事(笑)
自分でもびっくりです。
全部、コンクリートにしなくて良かったです。
まとめ
そもそも、今回の建築目的は「お洒落な家」ではありません。
これからの夫婦二人の暮らしが、「家事がラクで過ごしやすい家」になることを最優先で考えました。お洒落な家にする事を第一に考えたら、きっと今でも迷っていて建築まで進んでいなかったかも(笑)
家に何を求めるか?
家にいる時間を、自分のお楽しみ時間にしたいからこのような家は自分には合わないと思いました。
- 管理が大変な広すぎる家
- 掃除に手間がかかる豪華な装飾がある家
シンプルで家事の手間がかからず、清潔で居心地の良い家が理想。
どんな家に住むかではなく、どんな暮らしがしたいか。
そう考えて家づくりをしてきました。
どんなにお金があっても、建築についてたくさん勉強しても100%満足する家を建てるのは難しいと思います。
家の完成がゴールではなく、完成がスタートです。
失敗した事も笑ってやり過ごし、楽しく自分らしく暮らしたいです。
この記事が、どなたかの家づくりの参考になれば嬉しいです。
長くお付き合い頂きありがとうございます。
それでは~
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平屋作りのまとめはこちらです。