こんにちは、Rinです。
私はミニマリストにはなれませんが、できるだけ物を増やさず、スッキリとしたシンプルな暮らしを心がけています。
このブログでは、片付けや断捨離、インテリアの工夫などを中心に、日々の気づきや暮らしの工夫を綴っています。
無呼吸症候群だった夫
さて今日は、少し前から書こうと思っていたテーマ――
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」について。
というのも、私の夫がまさにその症状で悩んでいたからです。
朝起きてもスッキリしない…そんな日々
・朝、目が覚めても疲れが取れない
・昼間、会議中にウトウトしてしまう
・早く寝たはずなのに、体がだるい…
そんな日が何年も続いていました。
「これはおかしい」と思った私は、「娘との旅行」を理由に渋る夫をなんとか病院へ連れて行くことに。
すると診断されたのは――
「睡眠時無呼吸症候群」。
主治医からは「私の患者の中でもトップクラスに悪い状態」とまで言われ、
極めつけはこのひと言。
「朝、目が覚めないまま亡くなる可能性もありますよ」
この言葉に、夫もさすがに治療に向き合う気持ちになったようです。
睡眠時無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、眠っている間に呼吸が止まったり、呼吸が浅く弱くなる状態を指します。
その影響で、酸素不足や頻繁な覚醒が起き、慢性的な疲労や集中力の低下などが生じます。
なかでも日本人に多いのが「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」。
空気の通り道(上気道)が狭くなることで、呼吸が妨げられてしまうタイプです。

主な症状は…
- いびきをかく
- 日中の強い眠気
- 倦怠感・朝の頭痛
- 夜中に何度もトイレに起きる
- 寝汗、寝相の悪さ
- 集中力・記憶力の低下
「これ、自分も当てはまるかも…?」と思った方も多いかもしれません。
放置すると怖い合併症も…
SASは、以下のような病気とも深く関係しています。
- 高血圧
- 心疾患
- 脳卒中
- 糖尿病
適切な睡眠がとれていないと、体のあちこちに不調が現れてしまうのです。
SASになりやすい人の特徴
生活習慣的には…
- お酒が好き、寝酒の習慣がある
- タバコがやめられない
- 暴飲暴食しがち、太り気味
- 高血圧・糖尿病・脂質異常などの既往がある
見た目の特徴としては…
- 首が太くて短い
- 下あごが小さい、奥に引っ込んでいる
- 舌や舌の付け根が大きい
- 歯並びや噛み合わせが悪い
実は見た目や体型も、無呼吸のリスクと密接に関係しているんですね。
夫が受けた治療は「CPAP(シーパップ)」
SASの治療法はいくつかありますが、夫が選んだのはCPAP療法。
機械で鼻に空気を送り、気道を開いたまま保つ方法です。
写真のような装置を使い、マスクをして眠ります。

レンタル料は月5,000円程度。月に1回の通院も必要です。
チューブは柔らかく長さもあり、思っていたほどは寝返りを妨げません。
夫も「慣れてしまえば気にならない」と言っていました。
実際に使ってみて…
初めて使った翌朝、夫が一言。
「良質な睡眠をとると、体ってこんなに軽くなるんだね〜」
それくらいの変化があったようです。
我が家では、CPAPは寝室のベッド脇に設置。
棚をベッドとベッド枠の間に挟んで、機械を固定しています。
家具を増やしたくないし、床に置くと掃除が面倒だから(笑)
今はどうなったかというと…
きちんとマスクをつけて眠った翌日は、
居眠りもなく元気に仕事ができているようです。
あの頃、あんなに疲れていたのは、やっぱり無呼吸が原因だったんですね。
もしもご自身やご家族に、似たような症状がある方は、ぜひ早めに専門医へ相談されることをおすすめします。
……ただし。
隣でマスク姿の夫を見ると、
まるで介護のようで、ちょっと色気が消えるのも事実ですけどね(笑)
おまけ
昨日に続き、娘のラスベガス旅情報を!
カラフルな岩の山「セブンマジックマウンテン」

作品はスイス人アーティストの「Ugo Rondinone」氏によって制作されたパブリックアートと呼ばれるものだそうです。
セブンマジックマウンテンは2016年5月11日にオープンし、およそ2年間の間、自由に観賞することが可能です。観賞料金は無料!
凄いですね~砂漠の真ん中に突然出現しています。(向かって左が娘です)
遠くてそうそう行けないので、私は写真で楽しませてのもらっています(#^^#)
詳しくはこちら。

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