シンプルライフ実践中のRinです♬
2018年6月に完成したコンパクトハウス丸5年経過した感想第3段(最終回)です。
第1段はこちら
➡住んでみた感想とお金の事
第2段はこちら
➡マイホームの後悔ポイント
今回は、平屋を建てる時にやって良かった点を挙げてみたいと思います。
①全館空調にした
マンションに住んでいたい時は中間階に住んでいたので外気と接しているのは南側のバルコニー側と、玄関のある通路側のみでした。
寒さが苦手な私は、冬でも暖房をつけなくてもそこそこ暖かいマンションは気に入っていました。
なんと言っても戸建というと真っ先に思ったのが「冬は寒いかも💦」でした。
だって、夫の実家は築40年以上経っていて、冬は凄く寒いんです。
家の中だと言うのにダウンを脱げなかった私です(笑)
でも住んでいる人は慣れているのか割と平気なんですよね~
しかし、最近の戸建ては断熱材等が良くなっているせいもあり暖かいんですよね。
それはこの家を建てる前に新築を建てた知り合いの家で確認済みでした。
因みに、そのお宅では床暖房を1階のみ施工していました。
足元がポカポカ暖かいのは幸せな気分になりますよね。
そこで、平屋を建てる時に悩んだのが、床暖房にするか全館空調にするかです。
高血圧の夫のヒートショックを防ぐためにも、家全体を一定の温度にしたいと考えて全館空調を選びました。
小さな家でも家全体を床暖房にするにはちょっとコストがかかるかと思ったのもありますね。
更に、床暖房は冬場だけですが全館空調は夏場も快適です。
各部屋にあるここから冷暖房の風が出てきます。
(棒を使って風向きを夏と冬で変えています。)
好みもあるとは思いますが、我が家の場合は全館空調にして本当に良かったなと思います。
光熱費もルームエアコンを各部屋で使うのと大差はないんじゃないかなと思いますし、エアコン本体が各部屋にあるのも狭い家だから圧迫感があるかなと思いました。
光熱費については入居後に記事にしています。
②大きな窓を減らした
防犯面とラク家事を考えて大きな窓はダイニングの掃き出し窓と和室の腰高窓2ヵ所のみにしました。
もちろん、カーテンも2ヶ所のみなので洗濯も楽ちんです。
カーテン洗濯も地味に面倒なので💦
他は、灯り取りと換気用で、すべり出し窓やスリット窓、そして開閉できないはめ殺し窓です。
ちょうど和室のテレビの上の窓が、はめ殺し窓ですね。
そしてスリット窓がこちらです。
窓掃除も南側のこの大きな窓だけやっておけば、あとはそんなにまめにやらなくて良いです(勝手に決めています)
③和室作った
④和室を小上がりにした
我が家の場合はダイニングと和室、そして寝室しかない2DKの間取りです。
将来、孫達が泊まりに来ても対応できるように、臨機応変に使える和室は必須でした。
そもそも夫は床でゴロゴロしたい派で普段は夫の部屋となっています。
そして私はソファでのんびりしたい派なのでダイニングでソファ代わりの椅子に座っています。
因みに、レイアウトが変えられる無印良品の「ダイニングでもリビング出も使える家具」を使っています。
今は、椅子3脚を繋げてソファのように使っていますが・・・。
当初はこのようにしていました。
色々とレイアウトを変えられるのが便利ですね。
さて話は戻って・・・
和室を小上りにしたのは孫達が来ても対応できるようにしたかったからです。
普段は2人が過ごしやすいようにしていますが、テーブルのレイアウトを変えれば10人は座れます。
このように、和室の座卓とテーブルを繋げて使いたかったのが1番の理由です。
その他の理由はこちらに書きました➡和室を小上がりにした理由
家を建てた当時は、娘は結婚前でした。
孫が出来るかどうかも分からないのに気合が入っていました(笑)
孫の初めての1人お泊りもしました。
和室を造って良かったなと思います。
④和室の扉を3枚引き戸にした
そんな和室の扉ですが、オプションで3枚引き戸にしました。
普段は開けっ放しですが、テレビの音が気になる時や親族が泊まりに来た時には閉めます。
2枚引き戸よりダイニングとの一体感が出るかなと思ったから。
左側の壁の中に引き戸が収まっています。
狭い家だからこそ開口部は広くしたかったのでね。
オプションで82,000円かかったけれどやってよかったです。
⑤扉は引き戸にした
収納庫を含め扉は引き戸を採用しています。
これは狭い家ならなおさら開き戸より引き戸が良いですよね。
普段は全ての部屋は開けっ放しにしています。
因みに、トイレは開き戸です。
⑥収納庫を多く作った
納戸のような奥行きのある大型の収納庫ではなく、奥行きがない収納庫を造った事です。
我が家で1番大きな収納場所は和室の押し入れです。
それ以外は奥行きの狭い収納庫にしました。
こちらはキッチン横のパントリーです。
こちらは洗面所の収納庫です。
奥行きがあり見えない収納だと、持っている事を忘れてしまうシニア世代。
パッと開けてサッと取れる収納庫が便利でした。
この辺りは、ライフスタイルによっても好みは分かれますね。
アウトドアや趣味の道具が多い家庭は納戸があった方が良いでしょう。
⑦書斎を造った
寝室の奥に造った書斎コーナーです。
コロナ禍ではオンラインでの打ち合わせが増えて、小さいながら書斎があったのは助かりました。
ダイニングや和室で夫が寛いでいても邪魔になりません。ワタシガネ
書き物や入力作業等が途中でもそのまま広げておけます。
ダイニングだとその都度 片付けないといけなかったわ。
⑧洗面所と脱衣所を分けた
体が大きい夫婦です。
以前のマンションでは脱衣所と洗面台が一緒になっている一般的なタイプでした。
しかし、朝にシャワーを浴びる夫と、洗面台で化粧や髪を整える私とかぶることが多く使いにくかったんです。
来客の時も、脱衣所と洗面台が別々の方が使い勝手が良いだろうと考えました。
ドレッサータイプの洗面台にしたので髪を乾かしたり化粧をしたりするのもここでやります。
アイロン掛けもここでやります。メッタニヤラナイケレドネ
小さな家ですが、部屋を多く作るより水回りにゆとりを持たせた事で、日々の生活は快適になりました。
⑨浴室に鏡や棚を付けなかった
浴室の鏡とシャンプー等の棚は最初からつけませんでした。
鏡はマグネットタイプの市販品です。
汚れが酷くなったら手軽に交換できる方が良かったのでね。
蛇口の下には棚を付けてあったのですが、それも邪魔になり取り外しました。
掃除の手間がかかるのはやっぱり要らないなと思いました。
⑩窓は電動シャッターにした
そうそう、シャッターは2ヵ所に付いているのですが、電動にしました。
2ヵ所で178,000円かかりましたが、室内からスイッチで開閉できるのはやっぱり便利でしたね。
そうそう、後で知った事ですが電動通風シャッターなる物があるそうです。
奈緒さんの家がそれでした。
お高いとは思うけれど、我が家の窓は2ヵ所だし知っていたらやりたかったな~。
最後に
どんな家に住むかではなく、どんな暮らしがしたいか。
そう考えて家づくりをしてきました。
どんなにお金があっても、建築についてたくさん勉強しても100%満足する家を建てるのは難しいと思います。
家の完成がゴールではなく、完成がスタートです。
失敗した事も笑ってやり過ごし、楽しく自分らしく暮らしたいと思って造った家です。
この記事が、どなたかの家づくりの参考になれば嬉しいです。
尚、平屋建築の費用については動画にまとめてありますので良かったら記事下をご覧ください。
明日は、新居に引っ越してから買って良かった物について書きたいと思います。
長くお付き合い頂きありがとうございます。
それでは~
家づくりの記事のまとめはこちらです。
家づくりの参考にした本はこちらです。