今日は、20年以上前を思い出して、子育てのことを書きたいと思います。
娘 入園前
確か、サマーランドだったと思います。
カメラじゃない方を向いて笑顔です。
1歳の娘
写真が、時代を物語っていますね~ 。古臭い感じがします。
こちらはサンリオピューロランドです。
やっぱりカメラの方を向いていない(笑)
これは2歳
2,700gと小さく産まれた娘です。
小さい時は、本当に手が掛からない子供でした。
しかし、ちょっと他の子と違う点がありました。
協調性がないと指摘される
幼稚園に入園して直ぐに、担任の先生に言われたこと。
「○○ちゃんは、うちの幼稚園は合わなかったかも」
理由は、他の子と合わせることができないから。
協調性がないって事です。
友達もたくさんいましたしね。
協調性がないことは、年長になっても指摘されました。
「このままでは、○○ちゃんは小学校に入ったら困りますよ」と・・・。
親としては、結構キツイですよね。
例えば、
園庭でお遊戯の練習をするので、靴を履いて外に出るように促しても娘は、
「お遊戯の練習なら、粘土(工作)をやりたいから行かない」
一人残す訳にもいかないので、更に外に出るように促すと、
「外で、自由に遊べるなら行く」
などなど・・・。
一事が万事こうなので、先生にとっては困ったちゃんだったのです。
卒園式で、子供一人一人にコメントをもらう場面がありました。
「足の速い○○君」
「字の上手な○○ちゃん」
「歌の上手な○○ちゃん」
我が子には何と言われるのかドキドキワクワクしていました。
そして言われたコメントは、
「とっても不思議な○○ちゃん」
そうか、やっぱり先生にとっては、最後まで不思議な子と思われていたんだな。
最近になって、その当時のことを娘に聞くと、良く覚えていました。
自分では、周りを振り回しているつもりもなかったし、悪いことをしているつもりはなかった。
でも、怒られてしまうので、「このままではまずい」と自分なりに反省したんだ。
どうしたら普通になれるのか?って変わる努力をした。
そして、自分の考えが足りない部分があると思い、一生懸命に周りの事や、相手の気持ちを考えるように努力したんだよ。
友達との関りでの中で、壁にぶち当たり、自然と学んでいったのですね。
親が、先回りしてコントロールせずに、自分で解決させる事が大事だと思いました。
そんな娘ですが、思いやりのある控えめな面もありました。
娘は、プレゼントをもらう列に並んだのですが、後から来た子にどんどん抜かされて、最終的に一番最後になってしまいました。
それでも何も言わない娘。
私は、
「どうして抜かされて何も言わないの?順番抜かしだよね」
と言いました。
娘は、
「お母さん、プレゼントは全員にあるから最後でももらえるんだよ。最後でも同じだよ」
その時に、この子はこういう子なんだなと思いました。
子供と思っていても、親が思うほど幼くなかったなと思いました。
小さい時は、とても心配しましたが今となってみると、大したことじゃなかったと思います。
毎日、好きな絵を書いたり、工作をしていた娘。
小学生の時に書いた絵。
今の娘
時には、イライラして子供に当たった時もありました。
思うようにいかずに、子供の前で泣いたこともあります。
(人生色々ありました)
そんな娘に、当時を思い返して詫びた時があります。
社会人になった娘から返ってきた言葉は、
「お母さんは世界一のお母さんだよ」
というメッセージ。
涙出ました。
子育て中は、苦しい事もたくさんあります。
それ以上に子供からもらった楽しい事もたくさん。
今、子育てで悩んでいる方がいれば、私から一言お伝えしたいです。
「完璧なお母さんにならなくても良い。笑顔があるだけで子供もあなたも救われる」
いつかは、子供の小さな可愛い手が、あなたから去る日がきます。
肩の力を抜いて、今を十分楽しんでほしい。
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最近の娘の生活はこちらです♫
コメント
コメント一覧 (9件)
うちの息子も周りと合わせることはまず無理です。合わせる努力をしようとするとストレスがすごく今壁にぶち当たっています。ものを作るのがとにかく好きです。いつか娘さんのように自分の生きる道へひたすら歩んでいけるといいなと思います。
あやこさんへ
お子さんは我が子と似ているのですね(^^)v
娘は3歳の時に絵を習い始めて、中学校まで通わせていました。
それが良かったのかもしれません。
(一応、ピアノや習字、スイミング・・・やらせたけれど即効退会)
周りの人と比べらるのを極端に嫌い、合わせることも本人にとっては苦痛だったようです。
でも自分の武器を持ったら変わったような気がします。
きっとあやこさんのお子さんも同じかな~と思います。
協調性がないと、親はちょっとキツイですが(笑)
武器がある子は強いと思います。
子育ては親育てと言いますが、私も成長させてもらいました(^^)v
わたし自身が、娘さんと同じような子どもでした。
中学生までは窮屈な世の中だなと思って過ごしていましたが、高校で美術の学校に行き始めたら「人と違ってそれでいい」という空気が当たり前のように流れていて、ホッとしたのを憶えています。
母は相当手をやいたと思いますが、なんだかんだちゃんとした(笑)大人になれました。
今は好きなことをお仕事にされているとのこと、将来が楽しみですね!
id:naconeco さんへ
コメントありがとうございます!
「人と違ってそれで良い」本当にその通りですよね。しかし初めての子育てだと、本当にこれで良いのか?他の子供と比較しちゃうんですよね(^^;;
私がそうでした。
お母さまも最初はそうだったのではないでしょうか。
しかし子供と共に成長していくうちに、色々な事に気づかされるんだと思います。
子供を通して、親も成長させてもらったな〜と思います。
子供の笑顔が見たい。
親の望みは、実はそれだけなのかもしれませね。
過去記事にコメントすみません。
心にジーンとくるものがあったもので、コメント残したくて。
子育ても終盤に差し掛かってますが
残りの時間、笑顔で楽しみながら過ごしたいと思います。
Rinさん ありがとうございます。
小春さんへ
コメントありがとうございます。
子育てと仕事でバタバタしていた時間を過ごしてしまった私です。
もっともっと子育てを楽しみたかったです。
次は孫です♫
子育て中のお母さんに是非読んでもらいたいと思い書きました。
小春さんにも読んでもらえて嬉しかったです。
号泣です!
今、まさに娘の習い事で、上級生のママから
我が娘は、自分勝手!楽してる!ズルイと子供たちも言ってると・・・
私じゃなく本人に言えよ~と思いつつ
しんどい練習中、嫌やったら辞めろ!とコーチに言われ
シレ~とちびっこの練習に混ざっている。
習い事自体は好き!だけど、納得いかない言動は避けたい
本人が身につけた知恵やと私は思うのですが(^^;
鬼母も日々、モンモンとした状況と戦っております。
協調性がない娘・・・
素敵な飛行機の絵、立派な娘さんの後ろ姿
世界一のお母さん、アカン号泣でした。
Rinさんありがとう~
ひろみさん!
コメントありがとうございます。
幼稚園でも学校でも、先生の都合が良い生徒でないと=協調性がないと思われてしまうような気がします。
それでも先生の仕事量を考えると、仕方ないことなのでしょうがね。
ひろみさんのお友達の気持ちを考えると・・・日々、苦しいだろうなと思います。
ひろみさんの娘さんも、ちょうど反抗期?なのでしょう。
大人になるための階段を上っているのですね。
思春期の子供には、言いたいことも半分に止めておかないと、お互いキツイです。
しかし、常に目配りは怠らず。
親も、育てられます(笑)
10年もすれば笑い話になります♫
今子育てに悩み毎日苦しかったのですが
笑顔を忘れていた事に気付かされました。
明日から笑顔で子供を見守ってあげたいと思いました。
ありがとうございます。