春に参拝した御嶽神社を覚えていますか?
同じ友人と、「また行こうか」と話していたその場所に、季節を変えて再訪しました。

今回は、神社ではなくロックガーデン。
目的はもちろん、紅葉です。
少し早めの紅葉、それでも十分きれい
訪れたのは昨日(11月8日、土曜日)。
朝の空気はキリリと冷たく、気温は6度ほど。
でも歩き出すとすぐに体が温まり、ダウンはリュックの中へ。
インナーにカットソー、ニットを重ねて歩くにはちょうどいい日でした。

紅葉のピークはおそらく来週あたり。
それでもところどころに鮮やかな赤や黄色が混ざり、緑とのコントラストが美しくて、自然のグラデーションに思わず足を止めました。
ケーブルカーで空へ、そして山の中へ
御岳駅からバスでケーブルカー入口まで。
そこからケーブルカーに乗り、一気に御嶽神社近くまで。

春にも乗ったあのケーブルカーは、やっぱり急勾配。
何度乗っても「これ、大丈夫?」と笑いながら手すりを握ってしまいます。
山上に着くと、空気がすっと変わりました。
冷たくて澄んでいて、まるでフィルターを通したよう。
日常の空気とは違う“静けさ”が漂っていました。



ロックガーデンは、苔と清流の楽園
神社の裏手からロックガーデンの道へ入ると、木漏れ日が揺れる中、足元には苔むした岩と澄んだ水の流れ。
落ち葉が川面をゆっくり流れていく様子に、時間を忘れそうになります。

少し前に行った屋久島を思い出しました。→屋久島の絶景巡り!白谷雲水峡

綾広の滝は、水量こそ多くなかったものの、陽の光で輝いてとても綺麗でした。
清流の音、鳥の声、そして土の匂い。
自然の五感が全部リセットされるような感覚です。

想像以上にハードだった“さんぽ道”
ロックガーデンという名前から、「ちょっとしたハイキングね」と軽い気持ちで歩き始めたのですが――
実際は岩と木の根が張り出した道、アップダウンの連続。
途中にあった「天狗岩」は登る事を断念(笑)

「これは…山ですね」と友人と顔を見合わせて笑いました。
登山靴とトレッキングポールを持ってきていなかったら、プレシニアの私たちにはなかなかの運動量だったと思います。


でも、その一歩一歩がなんだか心地いい。
歩くたびに頭の中のノイズが薄れていくようで、これもまた、私にとっての“余白活”なのだと思いました。

山で食べるブタメンはごちそう級
途中のベンチで、持参したパンとブタメンを広げました。

お湯を注ぐだけのインスタント麺なのに、山で食べるとどうしてこんなにおいしいんでしょう。
笑いながらすすり合うその時間が、旅の中でいちばん贅沢だったかもしれません。

流れる川の水が綺麗で思わず手を・・・冷たい💦

ごま団子で締めくくり
帰りは御嶽神社近くの宝亭で、ごま団子をひとつ。
表面はカリッと香ばしく、中はもっちり。


山歩きのあとに食べる甘いものは、やっぱり別格です。
秋の御岳山で感じた“余白”


苔と紅葉、そして清流。
まるで別世界のようでした。
御岳山の紅葉は、都内から日帰りで楽しめる癒しの山旅。
心も体もリフレッシュできるこの季節、次の週末、ふと思い立って訪れてみるのもおすすめです。
それでは~また。
1分程の動画にもまとました。見てね♪
アラカン主婦の大冒険シリーズはこちら。↓









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