おはようございます、Rinです。
半年ほど前、ケアマネ仲間から一枚の新聞の切り抜きをもらいました。
そこに写っていたのは、広島県尾道で一人暮らしをしている石井哲代さん。
今年の4月でなんと105歳になられた方です。
記事の冒頭には「錆びない鉄でありたい」とありました。
体も心も、使い続けたら錆びない…という言葉にハッとしました。
哲代さんはこう話されています。
「何ごとも思いっきり喜んだり、悲しんだりして、今日も生きたぞと感謝する日々」
「できなくなったことは追わずに、くよくよしない」
「行動するときは自分で自分に声をかける」
美味しいお茶をいれるぞ、味噌汁を作るぞ…そんなふうに声を出して気合いを入れるそうです。
その姿が目に浮かび、思わず笑顔になりました。
子どもの頃、お年寄りって独り言が多いなと思っていました。
でも今なら分かります。
あれは“気合い”だったんですね。
私も、できなくてもいい、今さらプロになるわけじゃないと、いろんなことにチャレンジしてきました。
親子三世代で花人間の撮ってもらいました。
1人で撮ってもらった写真は遺影にするかなと思っています。

自分の心に素直に生きるって、元気の源なんだなと改めて思います。
過去の記事にも書いた「自分の機嫌は自分で取る」と、同じ考え方だなと感じました。
誰かにご機嫌にしてもらうのではなく、自分で自分の機嫌を取る、大事な習慣です。
過去記事より
そしてもう一人、思い出した人がいます。
テレビで見た、女装愛好家のキャンディさん。
今年3月、間質性肺炎で亡くなられました。
初めて見た時は正直ギョッとしました。
だって、子どもの頃からキャンディキャンディが大好きだった私にとって、
“キャンディ”という名前でキャンディの衣装を着る男性がいるなんて衝撃だったからです。
でも見ているうちに、その明るさや素直さに引き込まれました。
自分の生き方を貫いていて、本当にまぶしかった。
亡くなる時、病室で家族がキャンディの衣装を体にかけたと聞いて、涙が出ました。
最後まで自分に正直に生ききる姿…とてもかっこいいと思いました。
老いても、病を抱えても、心は自由でいられる。
そう教えてくれた哲代さんとキャンディさん。
その生き方が、静かに心に残っています。
今日も「さあ、お茶をいれるぞ」と声に出してみよう。
それだけで、少し元気になれる気がします。

…暮らしの中で、自分らしく整えていく。
それが、私の「心の余白活」です。
アーモンド小魚に半額クーポン出ています(11/4まで)









コメント