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祖父母との思い出を胸に、敬老の日に寄せて

気が付けばもう敬老の日ですね。

長い間、社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日とされています。
いつの間にか、祝う立場から祝われる立場に💦

夫の祖父母も私の祖父母も他界しております。
生きていたら100歳超えですね。

祖父は早くに亡くなっていて、集合写真しか持っていなくて・・・

よく見ると私にも似ているような気がするわ。
顔が長い所が(笑)

物静かであまり喋った所を見た事がなかった祖父。

戦争で南方へ出征し体調を崩して戻って来てからも多くの事を話さなかったようです。
当時の事を思い出したくなかったのでしょうね。

過去記事にも書きましたが・・・
子供の頃、両親が突然姿を消し、私は祖父母に本当にお世話になりました。

祖父母が持っていた土地や家は、父(長男)が管理できず、すべて失ってしまいました。

それでも、祖父母は年金でなんとか生活を続けていました。
そんな状況の中、私たち姉妹も祖父母の家に身を寄せることになりました。

生活は決して楽ではなかったはずですが、祖父母は私たちが成長するのをとても楽しみにしてくれていました。

その後、認知症になり老衰で亡くなった祖父は曾孫を抱くことなく亡くなりました。

私が結婚し、娘(ひ孫)が生まれた時、祖母は本当に喜んでくれました。

「明日、遊びに行くね」と伝えると、祖母は私たちが来るのを何時間も前から通りに出て待ってくれていました。

帰るときも、私たちの車が見えなくなるまで手を振ってくれていたのが、今でも鮮明に思い出されます。

何度か祖母を旅行にも連れて行くことができました。

温泉に行く車の中では、祖母が私の娘に靴下を履かせてくれたこともありました(ちなみに、娘の髪を切りすぎてしまって、ベリーショートになっていたのはご愛嬌です…笑)。

最期は、祖母は癌で亡くなりました。
医師から余命半年と宣告され、その通りに半年後、病院で静かに息を引き取りました。

もう少し長生きしてくれていたら、もっと一緒に楽しい時間を過ごせたのに…と、今でも思います。

私のアルバムには、そんな思い出がぎゅっと詰まっています。

いつも可愛がってくれたひ孫も、今では34歳になりその子供も2人。

玄孫を抱いて欲しかったな。
きっと祖母が天国でいつまでも見守ってくれていると信じています。

皆さんはどんな敬老の日を過ごされるのかな?
この連休中はまだまだ暑さも厳しいのでお気をつけてお過ごしください。
それでは~

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