減らすだけでは片付かない
整理収納を学ぶ前の私は、物を減らせば部屋が片付くと思っていました。
しかし、物を減らしてもなぜか部屋が散らかり、家事がラクにならない。
その理由は私の拙著「大人のラク家事」でも書きましたが、自分に合った収納方法が分からなかったからです。
散らかる理由
以前の私は、取り敢えず納戸や収納庫に物が収まっていればOKと思っていました。
ちょっとした隙間があれば、物を押し込んでいました。
必要な物が直ぐに取り出せない、見つからない、しまいにくい。
三重苦です(笑)
片付けを学んでからは、自分に合った収納方法を徹底的に研究しました。
その結果、我が家に最も大切なのはこの3点でした。
- 使う場所の近く収納する
- 一緒に使う物はまとめて収納する
- 家族がラクに片付けられる収納にする
自分だけが満足する収納ではなく、同居している家族も暮らしやすい収納はとっても大切ですね。
それが散らかりを防止してくれます。
少なくすることより暮らしやすさを優先
所有する物を減らすことより、使いたい時に余計な動きをせずサッと使えることがラクだし、暮らしやすいと思っています。
<使う物は使う場所の近く収納する>ために、同じ種類の物を複数持つこともあります。
代表的な物はこちらです。
- ハサミ(キッチン・洗面所・下駄箱・ペン立て)
- ボールペン(キッチン・玄関・ペン立て)
- 印鑑(キャビネット・玄関)
宅配便が来た時や、定期的に来るマンション点検で使用するために、印鑑やボールペンは玄関に置いていました。
ドアに貼ってあるリマインダーを作成した記事はこちらです⇒☆記事を見る
ハサミも同じように、洗面所では消耗品の袋を開ける時、下駄箱には梱包用や宅配を開封する際に使うえるように置いています。
更に、ハサミと梱包グッズ(紐やテープ類)を一緒に収納することで、無駄な動きをしないで済みます。
<一緒に使う物はまとめて収納する>のは、動作同線を短くするためには大切ですね。
私にとっては、減らす事だけでなく、暮らしやすさを優先する生活の方が合っていました。
ざっくり収納
<自分だけでなく、家族がラクに片付けられる収納にする>ために、収納は細かく分け過ぎないことが大切だと思います。
収納ボックスはカテゴリー毎に分けてもその中はざっくり収納がラクです。
ボックス収納はとってもメリットがあります。
- 一緒に使う物をセットで入れられる
- 細かい物をまとめて入れられる
- 奥のスペースも有効に使える
- 取って付きのボックスを使えば高い所も取りやすい
そして、家族もわかるように、ラベリングするか中身が分かる透明のボックスを使うなどの工夫が必要です。
収納の仕方がわからない&しまい方が複雑だと、物が置きっ放しになる可能性が大です。
そして、家族みんなの動作同線を考慮した物の置き場所を決める事が大切ですね。
それでは~
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