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『続・続・最後から二番目の恋』を観て感じた、大人の恋と生き方

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おはようございます、Rinです。

最近、ちょっと心が動いたドラマがありました。

それが『続・続・最後から二番目の恋』。
小泉今日子さん演じる吉野千秋の物語です。

私の周りの同世代の友人たちも、この「続・続」を楽しみにしていた人が多く、ブログを読んでくださっている方の中にも、ワクワクしながら放映時間を待っていた方がきっとたくさんいたことでしょう。

テンポはゆっくり。でも、心の奥に響く

最近のドラマはテンポが速く、展開もスピーディーですよね。

でもこの作品は、ちょっと違いました。

テンポ自体は早いのに、物語の展開は歯がゆいほどゆっくり。
だけど、それがいい。

お互いに相手を思いやっているからこそ、すぐには言葉にできないこと、進めない関係。
あの空気感、たまりませんでした。

最終回のあの言葉に、涙腺がゆるみました

特に心に残ったのは、最終回で還暦を迎えた千秋が、自分自身に語りかけるシーン。

吉野千晃、60年よく生きてくれた。
よく頑張った。ありがとうございます。おめでとうございます。

さみしくない大人なんていない。
でもそのさみしさは、悪いことばかりではないかもしれない。
さみしいからこそ、残りの人生を大切にしたい。

人を好きでいいよ。
誰かを好きでいたら、きっと誰かも自分を好きになってくれるから。

世の中を嘆き、過去を美化するのはやめよう。
正しく素敵な方向に向かっていることも、たくさんあるはずだ。
それを信じよう。

せっかく今日まで生きてきたんだ。それだけで偉いんだ。
そう、自分を肯定しよう。
もちろん、自分でない人の人生も肯定しよう。
そうすれば世界は優しく変わっていく。

そして未来の自分に恋をし続けよう。
60歳、楽しいことがまだまだまだまだ、絶対ある。

……これ、50代の私たちにはグサグサ刺さりますよね。

「さみしくない大人なんていない」なんて言葉、若い頃には響かなかったけれど、今ならすごくわかる。

でもその寂しさも含めて、人生なんだって思えるようになりました。
だからこそ、残りの時間をもっと大切にしたいと思えたんです。

歳を重ねるって、悪いことじゃない

千秋の言葉のひとつひとつが、まるで自分へのエールのように感じました。

「それだけで偉いんだ」って、自分のこれまでを肯定してくれるような気がして、じんわり涙がにじんでしまいました。

以前の自分は比較をして1人落ち込むこともありました。
他人と比べる癖をやめると人生が劇的に変わる?

子どもの頃は、いろいろなことがありました。何度泣いたことか、わかりません。

結婚し、離婚し、そして再婚。子育てから孫育ても落ち着いて、暮らしもある程度安定した今。

親に捨てられたこと。
再婚をしたこと。

毎日は楽しいけれど、年を重ねることで感じる小さな不安も、どこかにあります。

これから先、「何を楽しみに生きていこう」と、ふと立ち止まる瞬間もあるかもしれません。

そんなときにこのドラマを見ると、「まだまだ楽しいことがあるよ」って、そっと背中を押してもらえる気がするんです。

大人の恋は、焦らず、立ち止まりながら

若い頃の恋って、感情のまま突っ走ることが多かったような気がします。

でも、このドラマの恋愛はまるで違いました。距離の取り方も、タイミングの測り方も、全部が“大人”。

急がない。でも真剣。

観ているこっちは「もう素直になっちゃえばいいのに〜」とヤキモキしながらも、その慎重さがリアルで、愛おしく感じました。

そして、中井貴一さんと三浦友和さんのダンディな大人の魅力にキュンキュンしちゃいました(笑)

ゆっくり進む物語が、今の暮らしと重なる

50代の暮らしって、まさにこのドラマのようにゆっくり進んでいくものかもしれません。派手なことはなくても、ふと心が動く瞬間がある。

それは、誰かとのやり取りだったり、何気ない風景だったり、ドラマのワンシーンだったり。

歳を重ねることでしか得られない“味わい”って、本当にあるんだなと思いました。

未来の自分に恋しよう

「未来の自分に恋をし続けよう」——

この一言が、ずっと心に残っています。

50代、60代だからって、なにも諦める必要なんてない。これから先も、自分を好きでいていいし、新しいことを始めてもいい。

誰かを思ってもいいし、自分のご機嫌をとってもいい。そう思えたことが、何よりの収穫でした。

大人には、大人の味がある

このドラマを見終えて、改めて思いました。

「歳をとるのも、悪くないな」って。

焦らず、無理せず、でも誠実に生きていく姿勢って、やっぱりかっこいい。

若い頃のキラキラも素敵だけど、今の私は今の私で、なかなかいいじゃん、って思えました。

もし、「最近あんまりドラマにときめかないな」と感じている方がいたら、ぜひこの作品を見てみてください。

ゆっくり進む物語の中に、じんわり心が温まる瞬間が、きっとあるはずです。

あ~長倉和平の古希になったドラマも観てみたい。
それでは~また。

カフェ・ナガクラの舞台になった場所へ1年前に行ってきました。

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