「家族が片付けできない」悩みに、私が出した答え
おはようございます、Rinです。
もう10年前の話になりますが、夫と二人暮らしになって、
「これでちょっとは暮らしに余裕ができるかも♪」なんて思ってたんです。
ところがどっこい、私の心はなぜかず〜っとモヤモヤ…。
原因ははっきりしてました。
そう、夫がまったく片付けに協力してくれない!(泣)
脱ぎっぱなし、出しっぱなし、探しっぱなし

私は昔から、部屋が散らかってると落ち着かないタイプ。
でも夫はというと、脱いだ服はそのまま、書類も通帳もそのへんにポイ。
クローゼットなんて開けたら雪崩!どこに何があるのか本人もわかってない(笑)
「ちょっとは片付けてほしいな…」とお願いしても
「今度やるよ」とか「迷惑かけてないでしょ?」って、全然響かない。
私のストレスはじわじわ蓄積されていきました。
ある日、ついにキレた私
そしてある日ついに、その時が来ました。
夫:「あの書類どこに置いたっけ?」
私:「は!? 自分のものくらい、自分で管理してよ!!」
…つい、爆発してしまいました。
言った瞬間、ああ、私…限界だったんだなって。
でもそのあと自己嫌悪。「また怒っちゃったなぁ」って。
そして心に決めたんです。
「もう夫に期待するのはやめよう。
自分が気持ちよく暮らすことに集中しよう。」
まずは、自分のクローゼットから

私が最初に手をつけたのは、自分のクローゼット。
着ていない服、なんとなく残していた服を一気に手放しました。
お気に入りだけに囲まれて、毎朝クローゼットを開けるのが楽しみに♪(写真は9年前、マンションのクローゼット)
次はキッチン。(こちらも9年ほど前のキッチン)

驚くべきことにほぼ今と変わってないレイアウトです(笑)

調理器具は取り出しやすさを優先!
調味料は種類別に分けてラベルをペタッ。
タッパーも厳選して、引き出しの中がスッキリ!
これがね、想像以上に気持ちよかったんです。
家事もサクサク進んで、心まで軽やかに!
ついでに書斎スペースも整理して、書類は立てて収納。
「ここにあるはず!」とパッと手が伸びるって、本当に快適です。
無言の変化が、夫にも伝染!?
そんな私の“片付け熱”を、夫は黙って見てました。
で、しばらくしてふいに一言。
「俺のクローゼットも見直してみようかな」

えっ!?まさかの自発的発言!
言葉じゃなく“楽しそうに片付けてる姿”の方が効果あるんですね。
このとき私は、人を変えようとするより、自分が変わることの大切さを実感しました。

床が見えた時は感動しました(笑)
片付けの効果は“空気”にも出る
夫がちょっとずつ片付けに目覚めてから、
探し物の時間が減ったし、イライラもグッと減少。
すると自然と、空気も穏やかになっていくんです。
最近では、夫が「これってここにある?」と自分で考えて動くように。
更に、「定位置管理~」なんて言いながら片付けているのに感動。この進歩が、本当にうれしい!
片付けって、モノの問題じゃないんだな
片付けって、ただの“整頓”じゃないんですよね。
自分の気持ちや、家族との関係、心の中まで
ちゃんと整理してくれる力があるなって思います。
完璧じゃなくても大丈夫。
夫が完ぺきに片付けられなくても、自分の“快適ゾーン”だけ整えればいい。
そうやって少しずつ整えていくうちに、暮らし全体が変わっていきました。
暮らしは、住みながら育てるもの

家って「建てたら完成」じゃないですよね。
住んでからが本番!暮らしは育てていくものです。
夫婦の関係も同じで、長く一緒にいるからこそ
お互いの変化に寄り添っていくことが大事なんだと感じています。
片付けを通じて、自分の“こう暮らしたい”という気持ちに気づけたのも大きな収穫でした。
まとめ:まずは自分の“心地よさ”から始めよう
もし今、「家族が片付けてくれない」って悩んでいたら…
ぜひ、“自分のテリトリー”だけでも整えてみてください。
キッチンでも、クローゼットでも、どこでもOK!
小さな場所からでも、確実に暮らしは変わり始めます。
誰かを変えるより、まずは自分を大切にすること。
そこから、家族との関係も、日々の空気も、きっとラクになっていきますよ。
それでは~また。


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