災害直後に必要な物
防災対策として大規模な地震が起きた時に備えておきたい事や、知っておきたい事を定期的に発信しています。
過去の記事はこちらです。
前回は、発災直後の備えについて書きました。
今回は、災害の規模が大きく暫くの間、避難生活を送らなければならなくなった場合の備えです。
最低限の備え
大規模災害時、避難場所に逃げた後で、安全が確認出来たら自宅へ戻る事になると思います。
自宅へ戻って在宅避難するか、避難所に行くかによって必要な物は違います。
まず、首相官邸HPより最低限の備えが記載されていますのでご確認ください。
(チェックボックスにレ点入れられます)
皆さんの家ではどの程度の備えが出来ていますか?
こちらは最低限の備えです。
もちろん大規模災害の時には3日分ではなく1週間分は必要と明記されています。
しかし、東日本大震災の時はどうだったか?
1週間でライフラインが正常にならなかった地域が多かったのはまだ記憶にあると思います。
それが、南海トラフ地震や首都直下地震の時に、東日本大震災の時より早くライフラインが回復するとは思えませんよね。
なので、最低限は3日分ではなく1週間の備蓄が望ましいとの事なんですよね。
因みに、我が家では1ヶ月以上の備蓄はあります。
だって、年齢的にも体力的にも真夏の暑い日や真冬の寒い日に、配給や給水のために長蛇の列に並ぶことがキツいからです。
できるだけ体力を温存してライフラインが復活するまで乗り越えたい。
避難所に行くための備え
自宅で過ごすことが難しい場合は指定された避難所に行く事になると思います。
その避難所に持って行く備えです。
首相官邸HPより非常持出し袋の例が記載されていますのでご確認ください。
(チェックボックスにレ点入れられます)
記載されている物以外にも乳幼児のいる家庭ではミルクや離乳食が必要になります。
また、仮設トイレも直ぐに設置できないかもしれませんし、設置出来ても台数が少なく間に合わないかもしれません。
携帯用トイレも準備しておくと良いです。
その他、家庭環境に合わせて必要な物や生活になくてはならない物を確認してください。
我が家の場合は、夫が血圧等の薬を飲んでいますので持出しが必須です。
阪神大震災の時には、発生時間が早朝だったために多くの高齢者が入れ歯を外して就寝していました。
そのため、避難所生活で入れ歯がない事がとても不便だったと聞きます。
入れ歯は外して寝ない方が良いなと思いました。
しかし、例外があります。
詳しくはこちらの記事に書きました。
在宅避難するための備え
我が家は耐震等級3相当なので1度の震度7には耐えられるのかなと思っています。
それでも何度も大きな地震がきたらどうなるか分かりませんし、地震だけじゃなく大型台風が来て近くの電柱が我が家に倒れてきたら自宅での生活はできません。
そこで、在宅避難する予定でも万が一の時には庭先避難や車中泊(テント)も考えています。
テントも買いました。
これは体育館等の限られたエリアで多くの人が生活するとコロナ感染が心配だったからです。
庭先避難はもちろんの事、避難所でも感染対策に使おうと考えています。
千葉県では避難所の一人当たりの専有面積は2㎡です。
2人家族の我が家では4㎡です。
このテントはそれ以下の物を用意しています。
もちろん、大規模災害の時には想定外の人数が避難所に押し寄せるでしょうから校庭への避難も考えています。
そして寝袋はこちらです。
そして、簡易トイレを使う時に便利そうだと思ってこちらも用意しています。
着替えたりする時も見られないので良いです。
災害に備えた防災グッズや備蓄は性別や年齢によっても様々です。
これだけあれば安心か?
定番品を用意しておけば安心か?
この答えは「No!です」
必ず、ご自身の環境に合わせた自分セットを用意してくださいね。
在宅避難や庭先避難で心配なのがライフラインの代替です。
次回は、その辺りをご紹介したいと思います。
続きはこちらです。
防災準備を何もしていない方は基本のセットを用意して自分用にカスタマイズするのが手っ取り早いかも?
必ず自分の環境に合わせて中身はカスタマイズしてくださいね。
続きはこちらです。
番外編です。
30代の頃と暮らし方も大きく変わったな~。
大きな地震でなくても津波はおきる?