片付けができない夫
私の夫は、「片付けができない」「モノを捨てられない」夫でした。
賃貸アパートから以前のマンションに引っ越した時の段ボールが7年以上そのままだったんです。
開けていない段ボールは本当に必要なモノなの?
後でやろうと思っているから・・・
このように、いつものらりくらりでした。
夫のクローゼットやベッド下の収納庫や納戸など置く場所は決まってはいるのですが、中身はぐちゃぐちゃでした。
しかし、なかなか重い腰は上がりませんでした。
その時の夫のクローゼットがこちらです。
空気の入れ替えができないどころか、何が入っているか見当がつきません。
奥は死蔵品ですね。
自分は整理して、すっきりした家で暮らしたいのに、夫が協力してくれないと悩む奥さんは多いのではないでしょうか?
私もその一人でした。
夫が変化した理由
先日、夫になぜ断捨離をしようと思ったのか聞いてみました。
すると、一番は物を整理した後の私が変わったことでした。
- 何だか前より機嫌が良い
- イライラしなくなった
- 毎日が楽しそう
相手に何かさせようと思ったら、やっぱり自分からまず動くしかない。
自分のモノも満足に片付けられない状態で、相手に強要しても説得力がないですよね(笑)
どんどん物を整理してから、家事がスムーズになり、きっと楽しそうだったんでしょう。
どんどんスッキリしていく家族の共有スペースを見て、少しずつ夫の気持ちにも変化が表れてきました。
片付けって伝染するんだなと思いました。
ゲーム感覚で整理
断捨離に前向きになった夫を継続的に動かす工夫はこれ。
何も予定がない休日を見計らって、お互い袋を1枚持って、
この袋が一杯になったら今日の整理は終わりね。
え・・・又やるのか(心の声)
終わったら美味しいモノを食べようね~
美味しいモノ!!!・・・・
(この1袋なら大したことないな)
最初から、劇的に変えようと思っても難しいですね。
急ぎ過ぎると、相手が頑固になって片付けや整理の言葉で拒否反応を示すようになってしまうかもしれません。
短時間で簡単にできるところからお願いしてみると良いと思います。
そして褒める!
凄い!こんなに綺麗になって嬉しいな~
俺がその気になればこんなもんだ!
(早く美味しいモノ・・・)
何度かやるうちに、本腰を入れてやり始める時がありました。
スイッチが入ったのですね。
そんな時は、そっと袋を夫のそばに追加で持っていきます。
(入れるモノが無くなるとやめてしまう可能性があるので)
一番、大変だったクローゼットは禁断の餌を用意してしまいました。
旅行好きの夫に、月岡温泉一泊をプレゼントするから頑張ってみない?と(笑)
これは誰でも通用するわけではないのですが、夫には有効だ思っていました。
結果、クローゼットはこうなりました。
ビフォー(再掲)
アフター
床が見えた!!
破れたり、色褪せても処分するのが面倒でそのまま保管していた服。
着られそうな物はメルカリやリサイクルショップに持っていったら思ったより良い値段で売れました。
服だけでなく使わない物は、綺麗なうちに使ってもらえる人に譲った方が断然良いですよね。
もちろん、リサイクルできないほど劣化しているのは無理でしょうが・・・。
その後は、本当に必要と思える物しか買わなくなり、経済的にも助かっています。
物と向き合うと、自分に本当に必要な物が分かるんですよね。
買い替えのタイミングだなと思った時には、
そんな色褪せた服を着ていたらあなた自身が勿体ないよ。
格好よくして欲しいな~
そうだな~俺も若くないし身なりは気を付けないと(格好良く♡)
こんな感じです。
男性を動かすには、褒めるに限りますよね。
詳しくはこちらもどうぞ♬
まとめ
物を整
理する時に、やってはいけないことは「勝手に家族の物を捨てない」「断捨離を強要しない」です。
あまりに断捨離を夫に強要したせいで、反対に自分のお気に入りを捨てられてしまった人もいたそうです💦
そのお宅の夫婦関係や居住環境(間取りや広さ等)によってもやり方は違うと思います。
- スペースを決めて、そこは相手の自由にさせる。
- 相手のモノを要らないよねと決めつけない。
- 相手を気にせず、自分は片づけをどんどん進める。
- 断捨離を急がせない。
- 頑張っている相手を褒める。
時間はかかりましたが、我が家ではこれが一番でした。
あなたのお宅はどうですか?
それでは~