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人間関係の悩みを解決してくれる一冊「ニュー・アース」

記事内にはプロモーションが含まれます。

ミニマリストにはなれないけれど、モノを極力増やさないシンプルな生活を心がけています。

お片付け・断捨離・インテリア等を中心に日々の生活を綴っています。

私が数年前に購入して、大事にしている本があります。

インテリアや整理収納関係ではなく、メンタル本です。

ニュー・アース

意識が変わる、世界が変わる

エックハルト・トールの「ニュー・アース」

ちょっと難しいかな?そう思って手にした本ですが、はっきりいって「とにかく凄い本」でした。

まずは、エックハルト・トールとはどんな人か?

ウィキペディアより

エックハルト・トールは、ドイツ生まれでカナダ在住の著者。

「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」と、「ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる」の二冊の著作で特によく知られる。

2011年に、ワトキンス・レビューによる、 世界で最も精神的に影響力のある人物に位置づけられた。

全米580万部突破した本です。

そして、世界33か国で刊行されているので、相当多くの人に読まれたことがお分かりいただけると思います。

人種や文化、思想・宗教をなどあらゆるものを超えて、読んだ人の魂へ響く教えが書かれています。

 エゴとは何か?

傲慢さとは何か?

個人的には・・・

疲弊する心と体を、改善させるための方法、より良い人生を手に入れるための書だと思います。

お気に入り部分

第8章の以下の部分は特に気に入っています。

少し長いですが(汗)

これもまた過ぎ去る

スーフィー教徒たちに伝わる古い物語によれば、中東のある王様はしょっちゅう幸福と意気消沈を繰り替えしていた。

ちょっとしたことで動転して激しい反応を起こし、幸福はあっというまに落胆から絶望へと変わる。

やがて王様もそんな人生がほとほと嫌になり、なんとか脱出できないかと考え、使いを出して悟りを開いたと評判の賢者を呼び寄せた。

賢者がやってくると王様は言った。
「わたしはあなたのようになりたい。人生に調和と静謐と知恵をもたらしくれるものはないか。あるなら望み通りの報酬をとらせるが」

賢者は答えた
「そのようなものはないこともありません。しかし報酬となると王国すべてをいただいても足りないでしょう。だからお受けくださるなら、贈り物として差し上げましょう。」

王様は是非ほしいと答え、賢者は立ち去った。

数週間後、賢者は戻ってきて王様にヒスイに彫刻を施した美しい箱を渡した。
あけて見ると中にはシンプルな金の指輪が入っていて、指輪には文字が掘り込まれていた。

こんな言葉だった。

「これもまた過ぎ去るだろう」

「どういうことか?」王様は尋ねた。
賢者は答えた。

「いつもこの指輪をはめておられることです。
そして何かが起こったら、それがよいことか悪いことを決める前に、指輪に触れてこの言葉をお読みになるのです。そうすれば、いつも平和な気持ちでいることができます。」

指輪に記された言葉は人生のよいときを楽しむなといっているわけでもないし、苦しいときの気休めを提供しているわけでもない。

この言葉にはもっと深い意味がある。

すべての状況は変化し、すべての形は(良いものも悪いものも)一時的でしかないと気づきなさいということだ。

すべての形は無常であると気づけば形に対する執着も、形への自分の同一化も減る。

執着しないとは、この世界が提供してくれる良いものを楽しまないことではない。
それどころかもっと楽しむことができる。

すべては無常で変化が不可避であることを知って受け入れれば、楽しいことを失うのではないかと怖れたり、将来を心配したりせずに楽しいことが続いている間は楽しむことができる。

執着しない人は人生の出来事の罠に落ちる代わりに、すべてを見通す一番高い視点に立つことができる。

広大な宇宙空間に浮かぶ地球を見つめて、地球はこのうえなく貴重だが、
同時にひとつの惑星にすぎないという逆説的な真実に気づく宇宙飛行士のようなものだ。

これもまた過ぎるだろう、という認識は無執着につながり無執着によって人生に新しい次元、内なる空間が開かれる

執着せず、判断せず、内なる抵抗をやめることでその次元に近づくことができるのだ。

この部分が私の心の中に、スッと入り込みました。

苦しいことがあっても「これもまた過ぎ去る」

良いことがあっても、「これもまた過ぎ去る」と思い、平らな気持ちで「今この瞬間を生きる」ことができるようになったように思います。

とは言っても、まだまだ心乱れる時もあり、読み返すことも度々あります。

読んだ時の環境や、読んだ時期によって同じ内容の言葉でも、その時によって感じ方が違います。

        

常に穏やかに暮らしたいと願う人にお勧めの本です。

 アマゾンのレビューにある

足すことが必要だったのではないのです。
ただ、余計なものを引くだけで、あなたは既に完璧な存在だったのです。

この言葉が私の気持ちを表してくれています。

感想を言葉にするって難しいですね(汗)

どうそ、レビューを読んでください。⇚丸投げか?(笑)

さて、今日は娘が帰ってくるので夫の実家に行ってきます♬

明日は、敬老の日なのでね~

それでは~

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