おはようございます、Rinです。
年齢を重ねると、どうしても「覚えられない」「うっかり忘れた」という場面が増えてきます。
私も買い物に行って帰ってきたら、肝心なものを忘れていた…なんてことが時々あります。
しかも最近は、話す前に「これ、前にも言ったかな?」「以前言ったかもしれないけれど…」と、つい前置きをしてしまう癖までついてきて、我ながら苦笑いしてしまいます。
同じ話を繰り返していないか気になるのも、年齢のせいというより“脳の仕組み”なんだと思うようにしています。
私の書籍でも少し触れていますが・・・
人が一度に覚えられる情報量には「マジカルナンバー」という考え方があります。
昔は「7±2」、つまり5〜9個と言われていましたが、その後コーワンという研究者が「短期記憶は4±1、つまり3〜5個が限界」と発表しました。
これを知ったときに、「覚えられないのは歳のせいじゃないんだ」と、肩の力がふっと抜けました(笑)
そして、ここでひとつ思い出したのが、介護保険の認定調査で行われる「3点確認」です。

3つの物や絵を見せて、5分後に覚えているかを確認するという短期記憶のテスト。
これもまさに、人が一度に覚えておける数に限りがあることを前提とした方法なんですよね。
シニア世代になると、忘れたことで自分を責めやすくなります。
覚えられないと「私、ダメになったのかな…」と不安になったり、同じ話をしていないか気になったり。
でも、本当は忘れるのは当たり前。
脳の設計上、覚えておける数が限られているのだから、落ち込む必要はないんですよね。
だからこそ、私は「転ばぬ先の杖」を少しだけ用意しています。
たとえば、旅行の持ち物リスト、登山のリスト、買い物リストなどは、あらかじめスマホのメモにチェック式で作っておきます。

必要なときに呼び出すだけなので、忘れ物の心配がぐっと減りました。
そして最近は、夫婦での物忘れ対策も意識しています。
宅配便の到着予定ややることリストは夫婦で共有しておくと安心です。
お互いに気づいたときにフォローし合えるので、小さな不安が減ります。
…といっても、そんな私でもうっかりすることはあります。
先日の楽天ブラックフライデーで正月用の丸餅を購入したのですが、12月30日に届くよう設定したつもりが、実は“時間”しか入力していなくて、もう届いてしまったんです。

「まあ、冷凍で1カ月くらいもつらしいし…」と冷凍庫に入れようとしたら、夫が「いや、美味しいうちに食べて、また買おうよ」と。
餅好きの夫らしい発言に、思わず笑ってしまいました。

結局、“転ばぬ先の杖”にするために、もう一度注文することに。
リマインダーを入れたのに、到着日を入れ忘れたら意味がないですよね。
そして最近あらためて実感しているのは、覚えておける数に限りがあるなら、見えない収納の中身も「四つまで」がちょうどいいということです。
ひとつの引き出しや箱に、あれこれ種類を詰め込んでおくと、何が入っていたか忘れてしまいます。
「必要な物がすぐ取り出せない」「同じ物をまた買ってしまう」…そんなうっかりが増えるのは、脳の仕組みを考えると当然なんですよね。
だからこそ、我が家のパントリーも“一目で見える”ように整えています。
見えることで記憶しやすくなるし、夫婦で在庫を共有できるので食べ忘れやダブり買いを防ぐことができます。

この「見える化」は、シニアの脳にとても優しい収納方法だと思っています。
忘れやすさと上手につき合うために、自分を責めるよりも「仕組み」や「道具」を味方にする。
そして、ときには夫婦二人でフォローし合う。
その方が気持ちが軽くなるし、毎日の暮らしがスムーズになります。
覚えておける数には限りがある――だからこそ、暮らしはシンプルに。
これからも、シニアに優しい収納や工夫を心がけていきたいと思います。
さて、今日12/4から楽天スーパーセールがスタートするので、今度はしっかり日付を入れて丸餅を注文するとしましょう(笑)
それでは~また。
私の愛用品
【ショルダーバッグ】

【スーツケース】
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【名刺入れ】

【財布】

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